キャシュフローに窮して営業は続けた
厚生労働省は武漢ウイルスの感染を15分前後で簡易診断できる「抗原検査」を薬事承認する方針だという。この検査キットは、日本製で富士レビオの製品だ。外国で使用されているにもかかわらず、日本では未採用だった。今回の処置で、保健所を介さず早期に医師の判断で検査できる。抗原検査はインフルエンザなどの診断にも使われる手法だ。「抗原」と呼ばれるウイルスに特有のたんぱく質を検出する。鼻の奥から綿棒で粘液を採取し、その場で結果が分かる。現在主流のPCR検査は、武漢ウイルスの有無を調べる検査法だが、実績は多くて1日約8000~9000件止まりだ。結果が出るのに4~6時間かかるうえ、患者が結果を知るのに1週間程度かかるケースもある。この抗原検査が実用化されれば、新型コロナに感染しているかどうかを速やかに確認できるようになる。今後は、抗原検査で陽性であれば感染と診断し、陰性であっても疑われる症状があるときはより精度が高いPCRを組み合わせる。今後高精度なキットの開発が進めば、インフルエンザのように町中の病院などで粘液や唾液を採取し、医師がその場で感染の有無を判定できるようになる。感染拡大が止まらなかった武漢ウイルスも、そろそろピークを迎えてきたような気がする。不要不急の外出が叫ばれた先週だったが、愚生は毎日のように都県境を越える所用があった。武漢ウイルスの脅威がいくら叫ばれていても、背に腹は代えられないというのが現実だ。三密対策への配慮はしていたが、発注しておいたクロスの張替えや清掃、給湯器の取り換え、ガスコンロ交換、畳製作など、ゴールデンウイーク中も関係なく、職人さんたちは仕事をしていた。公務員や大企業以外は、表だった活動はしていないが、キャシュフローに窮してどこも営業は続けていた。気の毒なのは、ライブハウスや風俗嬢、パチンコ店、バーやスナックを含む飲み屋、旅行業やそれに関連する宿泊施設だろう。そして、最近は貸店舗やオフィスビルなどの賃料まで影響を受けている。この先の経済の混迷は分からない。ただ、今年いっぱい旅行は無理な気がする。明日ありと思う心の仇桜と思いながら、先駈けて旅行に行ったのは良かった。
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