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2020年6月26日 (金)

藤井二冠と呼ばれるのは遠くない

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昨日は、朝からAbemaTVで将棋・B級2組順位戦、藤井聡太七段(17)vs佐々木勇気(25)七段を観戦していた。勇気七段といえば、藤井聡太七段の29連勝止めたことで有名だ。今回は、約3年ぶりのリベンジ戦だった。順位戦B級2組1回戦の結果は、藤井聡太七段が佐々木勇気七段に勝利した。藤井聡太七段の今後の対局予定は立てこんでいる。「藤井フィーバー」真只中で、今月4日には史上最年少でのタイトル挑戦記録を更新した。佐々木七段も竜王戦2組ランキング戦で優勝し、来期の1組昇級と本戦出場を決めている。昨期、順位戦C級1組を藤井七段が10戦全勝、佐々木七段が9勝1敗で同時昇級を果たした。今回、B2組の対決は、佐々木七段の先手で始まり、角換わり腰掛け銀から進行した。夕食休憩前までは、両者形勢が互角だったが、終盤に近づくにつれて、徐々に藤井七段ペースになった。そして、そのまま押し切った。藤井聡太七段は、対局後、順位戦B級2組の白星スタートには「いいスタートが切れたので、次戦以降も一局一局頑張りたいです」と話す。愚生には、28日の棋聖戦五番勝負の第2局、魔太郎戦(渡辺明、棋聖・棋王・王将)との対戦も、藤井七段が勝つような気がする。そして、藤井七段には、最年少での名人獲得の可能性が残されている。それには、今期のB級2組、次のB級1組と「1期抜け」が必要だ。そして、A級でも初挑戦で名人挑戦権を獲得し、奪取しなければならない。ずいぶんとハードルは高い。しかし、今季に藤井七段は、棋聖戦や王位戦で最年少タイトル獲得記録も更新するだろう。藤井二冠と呼ばれるのは、そう遠くない気がする。明日は、AbenaTVの団体戦もある。最近、藤井七段のおかげで将棋界が盛り上がっていることは嬉しい。愚生の個人的主観だが、今の棋界で、複数番勝負において、藤井聡太七段に勝ち越せる棋士はいないような気がする。そうとすれば、トーナメントを勝ち上がって挑戦者になれば、羽生七冠以来の藤井八冠の実現性もある。佐々木七段は、局後に「中盤から読みにない手を多く指された。新しい感覚を感じた」と話す。藤井七段には、何か異色の輝きがあるように思えるのは、愚生だけだろうか。

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