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2020年6月20日 (土)

歌手中卒が、すがすがしかった

Kesshou
今日は、師弟対決となる藤井七段と杉本昌隆八段の竜王戦3組決勝が、関西将棋会館で行われる。過去1回、2018年3月の第68期王将戦1次予選では、弟子の藤井七段が勝っている。今回は、藤井七段は竜王戦史上初の「4組連続優勝」という大記録もかかる。デビュー1年目、2017年の第30期に竜王戦6組で優勝した藤井は、以下2018年5組、昨年4組と毎年優勝している。藤井七段はファンの前で「今期も3組で優勝を狙います」と公言しているから、師匠に勝つもりなのだろう。師匠を倒して、有言実行で大記録を打ち立てて頂きたい。愚生が言うのは憚られるが、実力通りなら藤井七段の楽勝だろう。しかし、師匠の杉本八段は、振り飛車党なので少し勝手が違う。今日は、9時半から終日インターネットAbemaTVで実況中継される。ところで、昨日は名人戦第二局が中継されていた。藤井七段の対局以外は、メディアで報道されることは少ないので、愚生は知らなかった。偶然、AbemaTVをつけたら、名人戦の二日目が放送されていた。何か寂しい気がするが、これが人気稼業の辛いところなのだろう。対局の方は、優勢だった豊島名人が魔太郎(渡辺三冠)に勝って一勝一敗の五分に戻した。藤井七段は、6月28日には魔太郎との棋聖戦第二局がある。その前に、B二組の順位戦もあるから忙しいスケジュールだ。一方、暇な愚生は近くにある市役所へ都知選の期日前投票に行ってこようと思う。学歴詐称で揉めていた小池百合子都知事は、カイロ大卒となっていた。カイロ大学長が保障するから当然だろう。しかしながら、22人の立候補者の学歴の中に、中退という記載がやたら多かった。大学中退は最終学歴ではないから、中退は最終学歴に含まれない。大学を中退した場合の最終学歴は高卒で、高校を中退すれば中卒となる。最終学歴とは、卒業をした教育機関の最も高い経歴のことを言うらしい。例えば、大学の学部を卒業した後に、専門学校へ進学した場合でも、最終学歴は大学卒となるそうだ。最終学歴とは、最後に卒業した学校のことだと思われがちだが、正式には違うようだ。別に投票するにあたって、大学や学歴で選ぶことなどないから、どうでも良いことだと思う。しかし、小池百合子都知事の件であれだけ騒ぐなら、山本太郎も中退と書かずに、中卒と書くべきだ。宇都宮健児も東大中退と書かずに高卒と書くべきだ。ざっとしか見なかったが、立候補者の最終学歴が半数ほど中退と書かれていた気がする。その中で、西本さんという人は、歌手中卒と記載してあったのが、すがすがしかった。愚生の住む都市は人口が43万人いる。以前の話だが、市議選で落選は数名しかいないのだが、その中に東大卒という候補者がいた。高卒や大卒中退、Fランクの大学が多い立候補者の中で、学歴など投票の基準になっていないことは明らかだ。そういえば、一単位も取らなくても、小泉元首相は英国留学と経歴に書いていた。野村沙知代さんのコロンビア大学留学も怪しい。江本孟紀投手は、本人が法政大学の学位は貰っていないという。政治家の学歴詐称など、騒ぐ意味があるのだろうか。それをネタに、金儲けを企む輩が浅ましく思える。

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