世の中が疑心暗鬼になっている
今朝、(現地22日)米マイクロソフトが発表した第4・四半期(4-6月)決算は、市場予想を上回る増収となった。しかし、クラウドサービス「アジュール」の売り上げの伸びが47%と、初めて50%を下回った。売上高は前年同期比13%増の380億3千万ドル。アナリスト予想365億ドルを上回った。純利益は112億ドル(1株当たり1.46ドル)と、前年同期の131億9千万ドル(同1.71ドル)から減少したが、アナリストの予想の1株あたり利益1.08ドルは上回った。
● 売上高:$38.03B (市場予想:$36.43B、)
● EPS:$1.46 (市場予想:$1.38、)
ここ数四半期に続き、マイクロソフトの好調さがうかがえる結果だった。しかし、「アジュール」売り上げの伸びが初めて50%を下回ったことで、時間外取引では▲2%安となった。愚生もマイクロソフト株を少々持っていることで気にはなっていた。しかし、時間外で株価が大崩れせず安心した。年金生活と多少の投資で日々の糧を得ている愚生には、不況下でも、それが直接懐に響かない。そのせいで世間の動向から疎くなる。飲食店や理髪店、整体院などの日銭商売の厳しさが伝わってこない。武漢ウイルスの感染拡大で政治家や医師会など、世の中すべてが疑心暗鬼になっているようだ。ところで、三菱自動車は、「パジェロ」の生産から完全撤退する。そして、子会社のパジェロ製造の乗用車工場を閉鎖するという。多目的スポーツ車(SUV)「パジェロ」などを生産してきた工場だが、販売低迷で稼働率が落ち込んでいたことが原因だ。輸出向けに続けてきたパジェロの生産を2021年にも終え、三菱自としてパジェロの生産から完全に撤退する。ホンダも狭山工場(埼玉県狭山市)を2021年度までに閉めるというから、各社は過剰生産能力の削減に動き出している。武漢ウイルスの感染拡大で、新車需要の急減が追い打ちをかけたのだろうか。愚生には、パジェロという車は格別の思いがある。大型犬を飼ったせいで、最初に乗った車がパジェロ・ロングだった。ずいぶんと前になるが、もう少し愛犬を色々な場所に連れて行ってやったら、喜んだだろうと後悔の気持ちもある。ただ、彼の臨終を看取ってやったことが、唯一の救いだった。そのパジェロも買い替え時に手放した際は、なにか可哀そうな気がした。やはり愛着あったようだ。そう思いながら何台か車を乗り換えたが、最後に乗っている車は、再度パジェロ・ショートだ。最後は、好きな車に乗ろうと思ったからだ。そして、これを捨てる時には、車の運転を止めようと思っている。事故を起こしてからでは、取り返しがつかない。高齢者の運転は、キチガイに刃物のような気もするから、気を引き締めて乗っている。
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