上がり過ぎだから利益確定で売られた
13日の米株式市場は、武漢ウイルスのワクチン開発が進むとの期待から買いが優勢だった。そして、上げ幅は一時563ドルにまで達した。しかし、午後に入ると、ハイテク株を中心に利益確定売りが出て、急速に伸び悩んで終えた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は▲226.60ポイント安の1万0390.84。午前中には1万0824.78まで上昇する場面があったが、午後に入って高値から▲4%下げた。午前中は、買いが優勢だったマイクロソフトとアマゾン・ドット・コムも引け値は▲3%も下げた。日経の電子版記事には、カリフォルニア州がコロナ感染の再拡大を受け、レストランの店内飲食や劇場、バーなどの閉鎖を命じた。その結果、経済活動の再開が遅れるとの懸念で売られたという。売られた理由など知る由もないから、当てにはならない。愚生は好決算を期待して株価が上昇した銘柄が、上がり過ぎだとの市場の思いから、利益確定で売られたのだと思う。ところで、藤井七段がデビュー間もない四段時に作られた扇子は「大志」と書かれていた。小さい頃から、大志を抱いていたのだろう。その思いの通りに、今日は札幌市において第61期王位タイトル戦七番勝負第2局 木村一基王位vs藤井聡太七段戦の2日目の対局がおこなわれる。藤井七段が書留めた封じ手が開封された後、9時に対局が再開される。コンピュータ最強将棋ソフトは△6五銀を予想するという。1日目の対局後の形勢は互角だが、どうなることだろうか。また、16日(木)に第91期 棋聖戦五番勝負 第4局は 渡辺明三冠 VS 藤井聡太七段で行われる。更に、18(土)は将棋日本シリーズ JT杯一回戦菅井竜也八段 VS 藤井聡太七段と目白押しに対局が続く。愚生の思いだが、王位戦は時間がかかっても、最終的に藤井七段が勝つような気がする。しかし、棋聖戦は魔太郎相手のため、次の対局で決めて頂きたい。最終戦に縺れると、魔太郎の執念に持っていかれる気がするからだ。いずれにしても、観衆の愚生には藤井七段に頑張ってくださいと期待するしかない。
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