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2020年9月13日 (日)

「ごみ」を買ったのではないかと不安

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最近、マイナポイントで貰ったPayPayやTポイントが貯まったが買う物はない。以前であれば、ヤフオクでカメラ売買のためによく使用していた。しかし、武漢ウイルスの感染拡大で、遠くへ旅行することもないので、最近はカメラを買い替えたいとも思わない。何かヤフオクで欲しいとものを買おうとすれば、スピーカーくらいしか思いつかない。今から半世紀近く前、電気系学科に入学した。その分野に入った学生は、ほとんどがオーディオセットくらいは持っていると偽って、母にお金を出してもらった。比較的裕福な家庭に育ったためか、高校時代も写真部員を理由に、一眼レフカメラ「ニコマート」を持っていた。思い出せば、両親にはずいぶんと世話になった。改めて感謝したい。口癖のような母の愚生批判も、黙殺すべきなのだろう。ところで、改めてオーディオ製品を揃えれば金がかかる。しかし、アンプなどは、最新の製品が優れていて安い。そして、スピーカーは中古品でも遜色ないと割り切った。ネットで探すと、愚生が持っていたアンプやターンテーブルなどがジャンク品扱いで見つかった。団地住まいの時にごみとして処分した時代物が、今も売られていることに驚いた。当時、アンプ・スピーカー・チューナー・ターンテーブル・カートリッジなどを秋葉原の石丸電気で買った。総額で16~17万円だったような記憶だ。先輩のNEC初任給が4万円のころだから、今の価格に換算して80万~100万円相当にもなる。周りが貧乏な子弟が多かった中で、ずいぶんと恵まれていた。ネット上では、愚生が持っていた日本ビクターのダイレクトドライブのターンテーブルは、1300円(購入時は3万円)だった。パイオニアのアンプは、二千円(購入時は8万円)くらいだ。日本ビクターもパイオニアも社名は辛うじて残っているのだろうが、今はオーディオ製品を扱っていない。当時のパイオニアは、将来も輝く企業に見えた。しかし、カラオケ用のレーザディスまでは良かったが、その後プラズマテレビやカーナビなどで、技術革新が読めなく失敗し、今は倒産寸前まで傾いてしまった。平家物語の冒頭の「祗園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらは(わ)す。」という一文を思い出す。日本のオーディオ企業は、パイオニアに限らず、トリオ、赤井電機、ビクター、アイワ、オンキョウ、テクニカなど、専業企業のほとんどが壊滅したか、生き残っていても本業としてオーディオはやっていない。愚生は、16年前に生産中止になった比較的外見が綺麗なビクターのスピーカーに2万円(当時の販売価格19万円)で応札した。今日の夜の10時ごろに終了のようだが、人気がない製品だったらしく愚生くらいしか入札者はいない。また、「ごみ」を買ってしまったのではないかと一抹の不安がある。

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