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2020年9月25日 (金)

想像を絶する経済不況

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今朝のテレビを見ていると、武漢ウイルスの感染拡大で職を失った主婦のレポートがあった。どうも経済への影響は、リーマンショクに比べ遥かに大きいようだ。日本の労働人口は6000万人強だ。そのうち今回失業した人は、統計に反映された数値で131万人もいる。再就職した人もいるだろうから、職場環境や賃金が下がった人数は更に多い。そして、131万人の内訳は、女性が85万人もいる。現実には、申請しない人もいるだろうから、もっと多いのだろう。愚生が行きつけの低所得者層を相手にしている激安スーパーマーケットで、レジ担当のおばさんからお礼のお菓子を頂いた。長い間のお客と店員という間柄の付き合いだった。詳しくは聞かなかったが、どうも雇止めにあったようだ。レジ担当のおばさんは、ついこないだまで亡くなった老猫の後釜の仔猫をペットショップに見に行った話をしていた。その後、言わなくなったから突然の契約更新の中止だったようだ。武漢ウイルスの感染拡大での業績悪化は、上期の決算に大きく影響した。そして、下期改善案として固定費削減が真っ先に来たようだ。指名解雇はやり辛いだろうから、年齢での更新停止だったのだろう。正確な年齢など知る由もないから、60歳以上とか50歳以上の区切りだったのだろう。いずれにしても、その店の前にあった大きなお食事処の店も閉店した。また、その先のいきなりステーキ店も閉まった。愚生の住む町は、東京の市部では第二位の人口を抱える。そのような街でも、お食事処や長い間続いた喫茶店が閉店して、次の出店がない状態だ。半年間耐えてきたが、これから先の売り上げ回復も大きく望めず、元には戻らない予想なのだろう。損益分岐の売り上げが出なければ、赤字経営のため閉店するしかない。それは、お食事処や居酒屋だけではないだろう。二次会で行くような熟女バーやキャバクラにまで及ぶ。新宿から急行電車で30分程度の距離があったため、ただでさえ競争が激しい地域だった。そのため店舗の入れ替わりが激しかった。団塊の世代が七十歳代に突入する中、大きく庶民の購買力が落ちてきている。こういう様子を垣間見ると、愚生のように年金暮らしの者には想像を絶する経済不況が押し寄せているのだろう。

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