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2020年10月12日 (月)

必ず感動できる『ニュー・シネマ・パラダイス』

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晩年を生きる愚生は、土日というと特にすることがなく時間つぶしをする必要がある。幸い口語・文吾訳の聖書のキンドル版が99円という破格の値段だったため購入してあった。愚生は名ばかりのクリスチャンだが、聖書は何度か苦痛を抑えて通読した過去がある。エドガーケーシーは、毎年通読したというから頭が下がる。愚生の場合は、読むといっても、ただ字面を追うだけだ。最近はAmazonエコーという便利なものがある。依頼すれば、AIが朗読してくれる。内容は馬耳東風で抜けていくが、良い子守唄になる。そういうわけで、昨日も聖書朗読をさせながら昼寝をした。しかし、目覚めてからまだ少し時間があったので、何か映画でも見ようかと思った。必ず感動できる映画は少ない。1988年公開のイタリア映画『ニュー・シネマ・パラダイス』(伊: Nuovo Cinema Paradiso)は、その中の1つに数えられるだろう。監督はジュゼッペ・トルナトーレで、映画は彼の自叙伝でもある。中年を迎えた映画監督が、映画に魅せられた少年時代の出来事と青年時代の恋愛を回想する物語だ。映画もそうだが、バックグラウンドのエンニオ・モリコーネの音楽も良い。何度か見た映画だったが、今回偶然見たのが「劇場版」だった。第二次世界大戦終結から間もない頃は、日本と同様に、映画館は唯一の娯楽施設だったのだろう。愚生も両親と大映製作「赤胴鈴之助」などを見た記憶がある。愚生が育った地域は、外界から隔絶されたシチリア島の村落とまでは酷くないが、冬は閉ざされてしまう豪雪地帯だった。「十戒」や「風共に去りぬ」が戦前に製作されたと聞くと、大東亜戦争がいかに無謀だったかが分かるように気がする。映写機が回り、アメリカ映画の中で描かれる想像を超えた豊かさや、ロマンティックな男女関係などが映画に映し出される。映画は、故郷の母から少年時代から親しくしていた映画技師のアルフレードが死んだことを知らされる。30年経を経てローマで映画監督として成功し、年老いた母の待つ故郷の村に帰って葬儀に出席する。そして、「新パラダイス座」が解体される。劇場版は幼少から壮年期まで、映画館を中心に撮られた郷愁を感じる映画だ。特に最後、神父に放映カットされたキスシーンが連続する場面は圧巻だ。この映画を見終わって、少し短いと思ったので調べると「完全版」という版もある。こちらは、主人公トトの成長物語のようで、普通に恋愛をテーマにした映画のように感じる。やはり、愚生には恋愛シーンをカットした「新パラダイス座」を中心とした劇場版の方が秀作だと思う。Amazonプライムでは、両方を無料で見られる。巣籠状態で、更にアマゾンに取り込まれていく気がする。そういえば、明日、明後日はAmazonプライムディーだ。

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