凋落した芸人には誰も興味はない
今回の武漢ウイルスの感染拡大では、色々な状況下で影響が及んでいる。愚生の住む地域でも、多くのレストランが店終をした。また、中小スーパーでも馴染みの年老いた店員がいなくなった。購買力の低下なのだろうか。低所得層が購入する品質二番の店にまで、リストラの嵐が吹いているようだ。愚生自身も、できるだけ外出を避けたいため、ネット通販で購入する割合が増えた。多少感染者が欧米に比べて減ってきたとは言っても、東京の感染者数が百人を下回ることはない。高値安定というか、納まるきざしはない。今月に入って、新規に製作された「ブラタモリ」がやっと放映された。まだまた、歌手や芸能人には辛い時期のようだ。これから、武漢ウイルスがすぐに収束され見込などない。当面、武漢ウイルスのワクチン接種ができるようになるまでは、今の状況が続くだろう。そういう中で、コロナ禍で芸能界を引退する芸能人が多い。芸能事務所も先が見通せないため、タレントが辞めたいと言い出したときに引き止めないようだ。辞めた芸人の中には、今後は介護に携わるというから合った仕事が見つからないのだろう。愚生と年が近い小柳ルミ子(68)も先日開催した出版イベントで、引退を決意しかけたことを吐露した。朝ドラでデビューした頃は可愛かった女優さんだったが、いつの間にか傍から見て憎らしい性格の歌手になってしまった。出版した書籍は、『もう68歳と思うのか、まだ68歳と考えるのか』というタイトルだ。人気が凋落した芸人などに、誰も興味はない。話題作りのため、自費出版に近いのが実態だろう。その中で、「仕事がまったくなくなって、私はもう芸能界に私のポジションがないんだな。私もそろそろ潮時だなって考えていました」と言うから本当に終わりなのだろう。仕事がなく食えないなら、自称芸能人でしかない。多くの芸能人は、コロナ禍で出演機会を失い仕事を失った。彼等は、個人事業主として事務所との契約だろうから失業保険もない。自らの蓄えを、切り崩しながら暮らしているのが実情だ。蓄えが底をつけば、いつまでも自称芸能人では通せない。若くて体力があれば、Uber Eatsなどで働けるが、年老いていれば占める場所もない。俳優の矢崎滋(73)が、事実上の引退状態に至った理由を「60歳手前くらいから、“相手にされなくなってきたな”と感じるようになって」と説明している。この世界は過去の栄光などは通用しないようだ。武漢ウイルス感染拡大は、世界中の多くの人々に生き方の変革を迫っている。
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