« 人事の理由を問われても本音は出せない | トップページ | 南海ホークスメモリアルギャラリー »

2020年11月11日 (水)

SBGは情報革命への投資会社になった

N13_20201111104901
昨日の米株式相場は、S&P種株価指数が下落し、大手テクノロジー株も売られた。S&P500種は、ネルギー株が堅調だったものの、テクノロジー株が大きく下げた。ナスダックは一時2.7%下落した。特に、EUがアマゾンを競争法違反の疑いで追加調査するというニュースが響いた。一方、ダウ30種平均は上昇した。特に737MAXの運行再開が来週にも認められるボーイングが値上がりした。ただ、ファイザーの武漢ウイルスワクチンは、今後に多くのハードルが残っているから、楽観視はできないとの専門家からの指摘もある。ところで、ソフトバンクグループが投資会社として再始動する。9月末時点で米上場ハイテク株など2.1兆円分を保有していることが判った。どうもAI関連のユニコーン(2003年以降に創業した新興企業のうち、企業価値が1200億円規模に達した企業)に集中してきた投資戦略を修正し、多様な投資先に資金を投じる総合的な投資会社を目指すようだ。孫正義会長 は、「一言で言えば、情報革命への投資会社になった」と記者会見で発言した。資産売却後の手元資金で、多くの企業に少額出資する投資会社となった。下衆の勘繰りで、孫氏がどういった企業に投資しているかと見れば、9月末で米アマゾン・ドット・コムや米マイクロソフトなどの巨大IT企業や米ネットフリックス、米ペイパルなど11社以上の株式を保有している。その中でも、アマゾン・ドット・コムが傑出した額だった。やはり、孫氏もアマゾン・ドット・コムの将来性を確信しているようだ。この中に、GAFA+Mのうちアップル株がない。ウォーレン・バフェットが率いる世界最大の投資持株会社であるバークシャー・ハサウェイは多額のアップル株を保有していることと対照的だ。この辺りは、愚生同様にコンピューターの歴史を知る孫氏は、アップル事業の将来性を明るく見ていないのだろう。愚生も同様な理由で、アップル株を買う気がしない。ただ、SBGが保有する中国・アリババの株式の時価は、9月末で20兆円を超えている。SBGの保有株価値31兆円のうち、約7割をアリババ株が占める。孫氏は今後、アリババの比率を下げ政治リスクを避けたいとの意向らしい。いずれにしても、ソフトバンクの利益の源泉はアリババ株だったことは明らかだ。アリババを起業したジャック・マーが中国政府と対立したことで、アリババ株を持ち続ける義理がなくなったことも原因なのだろうか。

|

« 人事の理由を問われても本音は出せない | トップページ | 南海ホークスメモリアルギャラリー »

株・為替」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 人事の理由を問われても本音は出せない | トップページ | 南海ホークスメモリアルギャラリー »