会うは別れの始めとは
昨日、iPhone6sのバッテリー交換中に、バッテリーから発火した。バッテリーを少し曲げたのが原因のようで出火した。あっという間に、筐体の中のバッテリーが写真のように真っ黒になった。シャーシーも高温になったので、機器を完全に壊したと思った。まぁ2年くらい前に、型落ち品のiPhone6sを購入したため、簿価ゼロに等しいからと自分を慰めた。バッテリーは、何回も繰り返し使うことで劣化することは知っていた。しかし、劣化したバッテリーは内部ガスの逃げ場がなくなり、膨張現象が起こる。さらに、膨張したバッテリーにストレス(圧力)を加えると発火するとのことだ。今ままで、2回くらい自分でバッテリー交換をした時には問題はなかった。ネットで調べると、iPhoneのバッテリーは強い粘着剤で本体に貼り付けられている。そのため、バッテリーを無理やりはがそうとしたときに、バッテリーを傷つけて発火するというケースが多発しているという。当に愚生のケースだ。しょうがないので、発火した後のごみを取り除き、ダメ元でバッテリーを交換してみた。充電して使ってみると、問題なかったので儲けた気分になった。バッテリー交換時の火傷リスクが非常に高いのであれば、交換は自分でやらない方がよいと思う。今後はバッテリーのはがし方を理解している修理店に依頼しようと思った。自分のiPhoneはともかく、カミさんのものは修理店に依頼した。M市辺りの修理店では、2700円くらいだから自分で交換する費用と大差ない。ところで、15年近く連れ添った愚生宅のロシアンブルーが早朝に帰天した。部室飼いだったため、サラリーマンをしていた愚性より家にいる時間は長かった。本人は自分の住処に、愚生を置いているつもりだったようだ。死期が判るのか、何時もと違う場所に移動して死んだ。よほど痛かったようで、無口な猫だったが死に際は大声で泣いていた。カミさんがお腹をなぜてやると少しは楽なようで泣き止んだ。息子たちが家を去り、次に最後の息子だった猫にも旅立たれると寂しくなる。今日は友引だが、お寺では供養をしてくれるというので火葬を依頼した。この歳になると、後のことを考えれば、もうペットは飼えないと思う。「会うは別れの始めとは」という歌もあるが、別れる辛さを考えれば、もう一度生き物を飼う元気は起こらない。
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