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2020年11月14日 (土)

有史以来朝鮮半島にあった国の様

Korea3
久しぶりに韓国の電子版新聞を読むと、中国が韓国のチャーター機の運航を事前通知なしに取り消すという記事がある。何が問題なかと見れば、韓中合意で導入した企業関係者の入国手続き簡素化制度を、中国が一方的に無視したとの批判だった。従軍売春婦や朝鮮人労働者問題で、他国との国際条約を破棄しても、相手国が約束を守らない時は反発するようだ。愚生が思うに、中国は武漢ウイルスの懸念で韓国のチャーター機が来ることを取り消したということだろう。韓国側のいら立ちは、韓国側に事前にこの件が通知されなかったということらしい。そして、中国が韓国政府や韓国国民に対する最小限の尊重もないからだと批判する。しかし、支那の冊封体制に組み込まれる韓国に、そのような配慮は不要だと思わなかったのだろうか。韓国外交部も「最近中国は海外からのコロナ確定患者の流入増加に伴い、国籍や企業関係者であるかどうかとは関係なく防疫を強化している」とコメントしているから問題ないと思うが。そういえば、文在寅政権はずいぶん前から中国の代弁者になっているという批判は、中らずと雖も遠からず。先月も、中国が朝鮮戦争で南進を歪曲したことに抗議すら出さないと批判がある。しかし、愚生の歴史認識ではマッカーサー元帥が米国のいう事を聞かない李承晩に手を焼いて、朝鮮半島から撤退したことだ。李承晩は、勝手に竹島などの領土宣言をして、日本の対馬や九州に進攻しようと38度線を守らずに軍隊を南進させた。マッカーサー元帥の朝鮮半島からの撤退を、ソ連のスターリンは朝鮮半島の放棄だと思ったことが朝鮮戦争の勃発だ。つくづく正しい歴史を学ばないことは国際情勢を見誤る。踏み込んで言えば、韓国は米国の傀儡政権であって主権国家ではない。南ベトナムと同様に、共産化を抑止するために米国が作った国だ。支那は朝鮮半島も、自国の一部だと考えているから南鮮に許可など求めないだろう。思い出せば、今年初めに武漢ウイルスが中国で流行するや、大多数の国が中国人の入国を禁止した。しかし、韓国国内でも、遮断すべきという要求があったが、文政権は最後まで禁止しなかった。ところが中国は3月に、外国人の入国を禁止するに当たり、韓国に事前通告もなく断行した。このときも、韓国政府は「中国の措置は世界に向けたもの」だとして習近平を擁護した。一方、日本が外国人の入国禁止を行うと「真意が疑わしい」「非科学的、非友好的」と非難していた。コウモリ外交もいい加減にしろと言いたい。韓国新聞には、文在寅政権は中国の前に立てば「ネコの前のネズミ」だと批判する。しかし、有史以来これが朝鮮半島にあった国のさまではないだろうか。朝鮮は有史以来、その都度主人に仕えるかのように顔色をうかがう外交だった。支那・露西亜・日本・米国・中国と朝鮮半島の歴史は繰り返す。

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