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2020年11月28日 (土)

物言えぬ茂木外相では国益を棄損

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物言えぬ茂木外相では、職務責任が果たせない。いったい栃木の山奥から出てきた政治家を、なぜ菅首相は外務大臣にしたのだろうか。先日、日中外相会談が行われた際、とんでもない事態が起きた。会談後の共同記者発表で、中国の王毅外相は「ここで一つの事実を紹介したいと思います。この間、一部の真相をよく知らない日本の漁船が絶え間なく、釣魚島の周辺の敏感な水域に入っています。これに対して中国側としてはやむを得ず必要な反応をしなければなりません。これが一つの基本的な状況です」と言い放った。その傍にいた茂木外相は、それを聞いていながら何らの反論も批判もしなかった。こうなると、中国側の不当で一方的な主張だけが真実のように聞こえる。だらしないというか、情けないというか栃木の百姓上がりの凡人には外相は任せられない。元はといえば、尖閣諸島周辺の緊張と事態の複雑化の最大の原因は中国が原因をつくった。日本が実効支配している領土に対し、力ずくで現状変更をしようとしているからだ。中華帝国の覇権主義的な行動が一番の問題だ。それを日本側に転嫁するなど、開いた口が塞がらない。このような不遜な物言いに、反論しない茂木も外相の資質はない。海無し県出身の茂木は、海上保安庁のデータを見ているのだろうか。中国の公船の尖閣諸島の接続海域への入域日数は、今年すでに304日だ。昨年1年間の282日を大きく上回っている。さらに中国の公船が日本の漁船を追い回すという非常に危険な事態も起こっている。中国の傍若無人な振る舞いに、黙するとは菅直人の民主党政権と同じだ。民主党菅内閣も自民党菅内閣も同根のような気がする。武漢ウイルスの感染対策も後手にまわって、とうとう東京の新規感染者数は570人にも達した。Go to travelでのコロナの拡散で、いっそう感染拡大が進むだろう。菅首相は、「マスクをしろ」というだけでは対策にならない。いったい今後、菅政権はどうするつもりなのだろう。いくら専門家会議が指摘しても、未だに小池都知事との個人的な恨みで有効な感染対策が決定させていない。あまりにも、小人の器には呆れてしまう。そうであれば、早々に不相応な首相職を、辞任することも日本のためになるのではないか。

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