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2020年12月27日 (日)

首相が守らないから国民に聞く耳はない

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武漢ウイルスの感染拡大で、政府からは不要不急の外出は控えるようにとの要望が出ている。しかしながら、先週は以前からケジュールで外せない出張があった。水曜日の平日であったが、小田急ロマンスカーは満員に近かった。年初めの4月には、愚生を含めてロマンスカー車両に二人しか乗っていなかった。そして、東京発の新幹線も自由席は半分くらいは埋まっていた。武漢ウイルスの感染者数は、当時より遥かに多いがステイホームは守られていない。言い出しっぺの首相自らが守らないのだから、生活が逼迫する国民に聞く耳はないようだ。出張先の中核都市でも、建設の槌音が絶え間ない状態で活気があった。この辺りでは、武漢ウイルスの感染者も少なく騒ぐほどの事もないのだろう。感染者が少ない田舎にもかかわらず、ほとんどの人がマスク姿だった。感染拡大は地方都市では絶大な効果があるのだと痛感した。テレビでは、シングルマザーなどで職を失った人やテレワークでの家庭内暴力に悩む報道が盛んにされている。愚生には全く縁の無いことなので、世間は大変なのだと同情する。非正規雇用の従業員が真っ先に切られて、路頭に迷う話が多い。しかし、労働力の流動化を叫ぶ政治家は多いが本質を理解していないようだ。同一職種同一賃金と言うが、日本の公務員の硬直化した年功序列の賃金体系の破棄を指摘する人は少ない。民間企業であっても、それぞれの企業内組織には切磋琢磨の競争がある。上から見れば、同じに見えるが当人たちにはその余裕はない。他の組織を淘汰し構造改革することは厭わないが、自らの組織を切り崩すことは容易でない。企業内の村社会で助け合って、他の組織と戦い抜いてきた部下や同士を屍にして、効率的だとそれを踏み越えて歩むなど到底できない。そう考えれば、効率化を言うなら日本社会の構造改革から始めなければ進まない。自由主義経済は、人にストレスをかけて最大の能率を引き出す残酷なシステムだ。自分の店や生活基盤が崩壊する時に、時短要請などされても受け入れないお店は多い。苦境下のシングルマザーという人も、日中は工務店で事務をし、夜は飲食店のパートで働いていたケースだった。いずれも、非正規従業員という事で雇止めにあっている。もちろん、リスクを考えなかった生き方については本人の責任もあるだろう。しかし、政治家やコメンテータが思うほど世の中は単純には回らない。そういう愚生も、無責任なコメンテータでしかない。

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