台湾に親しみを抱く人は多い
今日は人間ドックだった。F社の退職者健康保険で、老夫婦が無料で受診できるから助かる。保険が効かないため、実費払いだと夫婦で10万円はする。実費で受診するくらいなら、旅行代金に充てた方がましだろう。そして、市町村が提供する簡易診察で済ます。福利厚生の良さに感謝し、母親が昔から「寄らば大樹の陰」と言ったことを実感する。ところで、台湾には親日家が多いという。愚生も台湾には出張や旅行で何度か行ったことはあるが、外国の中では一番安心できる気がする。韓国も台湾と同様の歴史をたどったが、日本人への反発は大きい。ただ、国家ではなく個人と付き合った場合は、大きな隔たりは感じない。日本でも台湾に親しみを抱く人は多いが、台湾でも同様のようだ。台湾メディアの三立新聞が伝えた記事に、「中国人観光客があちこちでマナーに反する行動を行い、現地住民の反感を買っている。台湾人は海外旅行をする際、できるだけ中国(本土)人だと誤解されないようにしている」という投稿があった。この投稿の反響では、「金髪や青い目でなければ、どこへ行っても基本、中国人として扱われるよ」「きちんとしていれば相手もきちんと対応してくれる。国籍は別問題」「台湾人と分かったとしても、同じように外国人として扱われるさ」「話し声を小さめにして、行動を上品にすればそれでいい」といった声が寄せられたという。一方で、「実際は確かに対応が違う」「日本人の台湾人に対する好感度は比較的高いからね」「待遇は変わらないけど、態度は変わる」「全然違う!観光業の人たちのほとんどは、台湾人と中国人を見分けられるから」「台湾人に良くしてくれるのではなくて、中国人を適当に扱う」「態度があからさまに違う。パスポートを取り出せば分かる」「経験から言って、本当に違う。でも前提条件として、こちら側がきちんとしている」との声が上がった。先日、台湾の台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)が日本人を対象に行った調査で、台湾に親しみを感じると答えた人の割合が78%に上った。一方、言論NPOと中国国際出版集団が昨年11月に行った調査では、日本人の90%が中国に対する印象が「良くない」と回答した。両国は対照的な評価結果だった。日本人が中国を嫌うのは、習近平政権が傍若無人で無法者だからだろう。しかし、支那から言わせれば、アヘン戦争まで遡って帝国主義時代に、列強国に蹂躙された恨みがあるのかもしれない。香港問題もそこまで遡れば、支那の言い分少しは分かる気はする。
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