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2021年1月18日 (月)

一方的に処罰することは問題

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入試センターによると、東京都内の会場で受験生1人が16日の地理歴史・公民、国語、外国語の試験中、鼻を出し続けた状態でマスクを着用した。試験監督者が計6回、正しく着用するよう指示したが従わなかったため、不正行為として全科目を無効とした。このニュースを聞いて、あまりにも厳しい処罰だと思った。マスクを着用すれば、息苦しくて思考が纏まらないこともあるだろう。実際、プロの将棋対局では最終局面でマスクを外して対局する姿が見受けられる。マスクから鼻を出していたことで、全科目無効となった受験生には、何か身体的な理由はないのだろうか。受験生に弁明の余地があってしかるべきだと思う。仮にマスクが緩くずり落ちたのなら、一方的に処罰することは問題だ。人の一生に関わる試験で、もう少し配慮があってしかるべきだ。受験勉強もせず、エスカレーター式で卒業した安倍首相が肝いりで進めた改革だ。そういえば、教師の免許更新も安倍首相が愚直に改革した案件だ。教員が忙しいというのに、自腹で意味もない講座を取らせて免許更新をさせる。自分は、講義にも出ずに議員秘書の圧力で卒業単位をもらったという。親の七光の「おんぶに、だっこに、肩車」の首相が進める改革はろくなものがない。教員免許を更新する必要があるなら、医師免許・看護師免許・宅建・司法書士・医療検査技師などは更新の必要はないのだろうか。公平性を保った改革でなければならない。本来、民主党政権で廃止になるはずが、彼等が党内抗争に明け暮れて中止とならなかった法律だ。ネズミ顔の立民の安住が、自民党と4人以下の会食で合意したことを聞くにつれ、野党も含めて国会議員とはクズ人間の集まりだと思いたくなる。国家観も美学も持たない輩が集る国会とは悲しい限りだ。昨日も、総裁候補だった岸田元外相がBSの某テレビ局に出演していた。しかし、何ら自分の意見も持たず、具体的なことは何も言わなかった。要するに、全く何も武漢ウイルスの感染拡大について考えや方策を考えていない。危機に瀕してこういう人物が総裁出馬していたのだから呆れる。菅・石破・岸田と、どれも器不足な人物だ。自民党にも、もう少しましな政治家はいないのだろうか。そうでなければ、橋下徹の方がましだ。

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