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2021年1月17日 (日)

阪神大震災から26年目

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今日は、阪神大震災から26年目ということで、早朝から当時を振り返る放送が流れていた。サラリーマン時代、愚生の所属組織の製造工場は、兵庫県の明石や社町にあった。そのため兵庫県には頻繁に出張した。設計部隊は川崎でも、試作や製造工場は広い敷地の地方工場だった。新製品の出荷が近くなると、製造部工場へ行ってデバックすることが多かった。妻からは、明石工場に行ったきりで、家に帰らないため「明石原人」と呼ばれていた。そのせいか、妻に任せっきりで子育てした記憶はない。阪神大震災の日を鮮明に覚えているのは、当日が川崎地区で新製品の出荷判定が予定されていた。通常は製造工場で行われる為、明石に出張していたはずだった。運よく難を逃れたという気持ちだった。朝早く起きて、家でテレビ中継を見ていたが、惨状で判定会議は取りやめだろうと思っていた。案の定、出社すると明石地区からの出張者が参加できず開催されなかった。新幹線の架橋も倒れていたため、一年近く関西地方への出張はしなかった。明石工場の被害も大きかったが、従業員関係の葬式が多く、一月くらいは仕事にならなかった。あれから四半世紀が経ったのかと言われれば、長いようで短い気もする。当時は、ネットワーク基盤の勃興期だった。今から思えば、MicrosoftOSが、自身のLan-manを捨てて、時流のTcp/ipに乗り換えた。端末(パソコン)がTcp/ipを標準装備したことで、インターネットの普及が進んだ。それまで、NOS(network OS)として主流と思われた「netware」が廃れた。愚生も全てのnetware対応を中止して、Tcp/ipを基盤としたネットワーク機器の開発に予算や人員を投入した。その功績もあって、サラリーマン人生で日の当たる道を少しは歩いた。ビルゲイツの偉大さは、未来を嗅分ける眼力だろう。その後、Windowsで世界を席巻したマイクロソフトだが、モバイル端末への進出の失敗で主流からは外れたように見える。しかしながら、愚生はそうは思ってはいない。GoogleやAmazon、Facebookなどが大規模データをサーバーに集めたビジネスで成功している。インターネットの速度が速くなればなるほど、高密度化してデータ量が爆発的に増える。当然、大容量のデータ格納庫が必要となり、いくらあっても足らなくなる。つまり、クラウドネットワークのために、「AmazonのAWS」や「MicrosoftのAzure」が、今後も膨大な規模で伸びると予想する。そう確信して愚生は、Microsoft株と少々のAmazon株に投資している。しかし、歳を重ねたことで、阪神淡路大震災だった頃の熱い思いはない。

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