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2021年1月20日 (水)

NHKも体質を改善できなければ淘汰される

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動画配信サービスのネットフリックス株価は、時間外取引で一時11%高の554.60ドルと上昇している。愚生も最近はAbemaTVやAmazonPrimeでドラマや映画を見ることが多い。外部スピーカーを接続し、FireTVをテレビに装着している。そのため、Amazon Echo Dotと連動して視聴すると、機器の音量調整などに便利なことが多い。ネットフリックスに限らず、コンテンツをテレビの地上波や衛星放送で流すことは、有限の電波周波数帯域の無駄使いのような気がする。今回、ネットフリックスの10ー12月期の新規会員数が851万人と市場の予想上回った。第4四半期の新規有料会員数がトータルで2億人を超えた。10ー12月期の会員獲得は「ブリジャートン家」や「クイーンズ・ギャンビット」などの人気番組に支えられたという。その結果、市場予想606万人を大幅に上回った。やはり、放映されるコンテンツの良否が、契約者数の増減に直結するようだ。テレビ受像機の徴収料にしがみ付いているNHKも、いずれは時代の技術革新に取り残されるだろう。もうデジタル化に伴うテレビ受像機の機能などは陳腐化している。そもそも、双方向性の上りにインターネット回線を使うのであれば全く意味をなさない。ワンセグなどの放送機能もインターネットによるオンデマンドサービスの技術革新を予想できない阿呆が考えたものだ。インターネットというインフラが日本の社会基盤として完成してしまった今、NHKに求められるものは、放送の伝送方式などのハードではなく放送内容(番組)だけだ。デジタルチューナー内蔵のテレビなどは、いずれ不要になるだろう。実際、インターネットとFireTVがあれば、テレビチューナーやパソコンなども不要になる。その結果、移動端末の小画面はスマホやパッドで受信し、大画面はネットに接続されたディスプレイで十分だ。米国のようにケーブルTVが普及している地域では容易に想像できる接続形態だ。米国では、ネットフリックスも伸びてウイルが、ウォルトディズニーが配信する動画配信サービスも人気があって急伸しているようだ。やはり最後は、良質なコンテンツを多数抱えているかが勝敗の決め手になる。NHKもスクランブル化して、コンテンツ競争の世界に足を踏み入れなければ、肥満化した体質を改善できなければいずれは淘汰されてしまうだろう。

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