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2021年1月 6日 (水)

対応の遅さは東日本大震災の無策

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武漢ウイルスの感染症対策分科会は、「埼玉、千葉、東京、神奈川の首都圏では、すでに爆発的感染拡大に相当する対策が必要な段階に達している」と発表した。そして、行政機関や大企業での極力7割のテレワーク実施などを要望した。愚生が思うに、武漢ウイルスの政府の感染対策は失敗だったのだろう。春節から始まった安倍政権や感染拡大中に「Go to トラベルキャンペーン」をした菅政権も同罪だ。お粗末なのは、5人以上の会食を要請しながら、本人は8人の会食をする危機意識の無さだ。他の方法であったら成功したという保証はない。しかし、間違った方針決定だったことだけは事実だ。尾身茂会長は記者会見で、緊急事態宣言を発出する必要性に触れつつ「宣言で感染が下火になる保証はない。1~2週間の単位では無理だ。」と強調した。提言しても政府は「聞く耳をもたず」だから、もどかしさもあるだろう。尾身会長も腹の中で「馬鹿に付ける薬はない」という心境だ。政権の危機意識の無さで、首都圏では12月25日以降も人の流れが減らない。東京を中心とした同心円状の千葉・埼玉・神奈川、そして茨城・栃木・群馬と感染の輪が拡大して広がってきた。水たまりに小石を投げたときの輪の伝搬と状況が等しい。こうなると、その輪は、静岡・山梨・長野・新潟そして福島と時間を経て感染拡大が広がる。北関東でも栃木県が100人を超えてしまった。上野東京ラインや湘南新宿ラインに乗れば、宇都宮から熱海や大船は一本の線路で繫がっている。当然予測される現象だっただろう。首都圏の都知事は、不要不急の外出・移動の自粛というが、1年前と同様のことを今さら言うな。政府はこの一年、何をしてきたのだろうか。テレワークの徹底や収容率を50%にするなどのイベント開催の強化などは継続的にできたはずだ。65歳以上に絞った外出自粛要請など馬鹿げた提言だとしか思えない。何故なら、武漢ウイルスの伝搬媒体が無症状の若者たちだからだ。菅政権の無策というか、対応の遅さは民主党の東日本大震災の無策を思い出す。今は戦時中だと、生産性が少ない夜の飲食店などは、一度すべて潰れてもしょうがないという気構えで取り組むべきだ。そうでなければ、感染拡大は収まらないのではないか。誰が悪いなどいまさら言っても始まらない。少なくとも武漢ウイルス対策のワクチン接種だけでも前倒しにして頂きたい。

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