« 「特例退職被保険者制度」 | トップページ | 才覚があれば不死鳥のように甦る »

2021年2月 8日 (月)

カメラ業界に未来はない

Img_9440
終活に迫られる愚生は、ここ数年足腰が丈夫なうちにと妻と旅行をしてきた。しかし、昨年は武漢ウイルスの感染拡大で、箱根に2回、帰省で北陸に行っただけだ。今回のウイルス感染症の流行は、飲食店や旅行業界だけでなく、さまざまな分野に影響を及ぼしている。その中で、カメラ業界も例外ではない。イベントの中止や新製品の発売の延期、出荷台数の大幅な前年割れと続く。そして、老舗カメラ誌「カメラマン」「アサヒカメラ」の休刊や老舗カメラメーカー「オリンパス」の撤退まであった。スマホの台頭で、カメラ業界自身に未来があるのだろうかという時代だ。2020年は、前年同月比で3月は47.8%、4月は36.3%、5月は27.4%にまで出荷台数が減少した。その3月のデジタルカメラの出荷台数(全世界)は、前年同月比で「レンズ交換式」が42.6%、「レンズ一体型」が53.3%を切る結果となった。旅行にも行かないのだから、カメラ需要があるはずはない。コンデジの世界は、スマホに席巻されてしまった。ミラーレス・カメラの撮像素子の有効面積は、36ミリフルサイズの面積は「864㎟」・高級機のコンデジは1インチ「116㎟」・一般的なスマホ1/2.3インチ「29㎟」だ。大きなパネルに引き伸ばして印刷するのでもなければ、1インチとフルサイズで、7.5倍程度しか違わない。旅行用のスナップ写真には、ソニーのサイバーショットRX100で十分だと思う。愚生はたいした写真も撮らないのに、過去に何台もカメラを買い換えてきた。振り返れば、高校一年生の写真部に入会した時からだ。作品を撮るというよりは、カメラを買う楽しみの方が嬉しかった。一眼レフは最高だが、旅行には重くて持っていく気はしない。どうしてもミラーレスのほうが楽だ。そして、レンズ交換型より一体型と、より軽いカメラが好きになった。スマホでは、ストロボやファインダーがないので使いづらい。多少レンズが暗くても望遠まである一体型が軽くて使いやすい。愚生のように、作品性に拘らなければそう考える人は多いだろう。そして、その程度のカメラの実需が一番多いような気がする。愚生も終活の一環で、旅行で持ち歩かないカメラを売却して、サイバーショットRX100MⅥだけにした。型落ちカメラの価格の暴落も大きく、売り手は多いが実需がないため、中古カメラは信じられない安値圏になってきた。実需のない地方の不動産と同様だ。

|

« 「特例退職被保険者制度」 | トップページ | 才覚があれば不死鳥のように甦る »

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「特例退職被保険者制度」 | トップページ | 才覚があれば不死鳥のように甦る »