ユーチューバーで儲けるのは容易でない
最近、愚生はヤフオクで使用する気がないカメラを売った。どうも購入された方は、中古カメラの販売店のようだ。なぜかといえば、愚生が売ったカメラと同様のカメラがヤフオクに出品されていた。そして、おまけに付けたカメラケースやレンズプロテクター、メモリーカードまで一緒だったからだ。販売価格は、愚生からの購入額に1万円程度上乗せしてあった。Yahoo!プレミアム会員であっても「8.8%(税込)」のシステム使用料を支払わなければならない。そう考えると、手数料は68,000円×0.088=約6,000円となる。実質の手取り62,000円から愚生が売った価格を引けば、経費をゼロとしても4,000円しか手残りがない。梱包費用や実時間労働の手間を考慮すれば完全な赤字になる。しかし、この価格でも買い手はなく再出品されている。本体だけの元箱なし品であれば、50,000円程度の出品もある。どうもカメラ市況は未曽有の不況のようだ。中古品を売買するカメラ専門ショップも、経営は青息吐息ではないだろうか。中古品に限らず、ニコンやキャノンの出荷売り上げの減、そしてオリンパスのカメラ市場からの撤退を勘案すれば、相当ひどい状況なのだろう。緊急事態宣言で、旅行どころではないから携帯するカメラ需要などあるはずがない。そう考えれば、コンパクトデジタルカメラに続いて、高級品の一眼カメラも需要がなくなったのかもしれない。愚生のようなヘボだと、高級機を使用してもiphoneとの差は出ない。逆にお絵描き機能をソフトで補完するスマホの画像の方が美しく映るくらいだ。昨日は、朝から藤井聡太二冠の竜王戦二組のランキング戦を見ていた。中盤以降にじりじりと差を広げて圧勝だった。相手の広瀬九段もA級トップ゚棋士だから弱い相手ではない。藤井聡太二冠の将来は、将棋史に残るような活躍をするだろう。巣籠需要で将棋など指す人が多く、将棋道場は活況なのかと思えば、そうでもないらしい。引退した石田九段の経営する将棋道場も経営が苦しくユーチューブで何とか凌いでいるようだ。最近になって雨後の筍のようにユーチューバーが増えたため、アクセスポイントを獲得して儲けるのは容易ではないのだろう。
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