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2021年3月28日 (日)

第4回ABEMAトーナメントドラフト会議

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昨日は夕食時から、酒を飲みながら「第4回ABEMAトーナメント」のドラフト会議の模様を見ていた。その中で実況放送を伝えていた戸辺七段が、渡辺名人(棋王、王将、36)から2巡目で指名された。本人は「聞き間違いでしょ!?いやー、うれしいなぁ」と、思わず本音がこぼれた。指名理由を聞かれた渡辺名人が「戸辺七段から売り込みがあったんで。1回だけチャンスを与えようと」と、アピールがあったと暴露した。さらに実況席に向かって「頑張れよ!」とハッパをかけられた。これには戸辺七段も「さらっとバラされましたね。へへへ」と照れ笑い。しかし、立候補したからには相応の活躍が求められるから大変だろう。戸部七段は「名人から1回チャンスを、と言っていただいたので、このチャンスを活かしたいです」と気合を入れた。やはりプロ棋士だから「目立ってなんぼのもの」という感覚はある。そして、団体戦だから負けると仲間に迷惑をかけるので、プレッシャーは計り知れない。ただ、団体戦に参加する棋士が存在感で露出するなか、自分も出たいと思うのは自然だろう。羽生九段に指名された中村七段も「嬉しいが、プレッシャーは大きい」と言っている。ドラフトの結果は、以下の通り。愚生の予想だが、永瀬拓矢王座と菅井竜也八段のチームが本命のような気がする。昨年優勝の永瀬チームは藤井二冠が抜けたが、屋敷九段も経験豊富な棋士だからチーム力は劣らない。また、藤井二冠が指名した同い年の伊藤匠四段は、藤井聡太を泣かしたことで有名な棋士だ。小学生三年生のとき、準決勝で藤井聡太二冠が負かされて泣くシーンがある。その時の縁で選んだのだろうか。藤井二冠の気配りには感心する。ところで、カミさんが藤井二冠のON/OFFチョコレートをセブンイレブンで見つけて買ってきてくれた。2個で300円だから安いと思った。ただ、ONとOFFの意味の違いについて、よくわからなかったが・・・・。

◆ドラフト会議結果(左からリーダー、1巡目、2巡目。
○は重複でくじ当たり、×は外れ)

渡辺明名人 近藤誠也七段 戸辺誠七段
豊島将之竜王 佐々木大地五段 大橋貴洸六段
藤井聡太王位・棋聖 伊藤匠四段 ×服部慎一郎四段 →高見泰地七段
永瀬拓矢王座 増田康宏六段 屋敷伸之九段
羽生善治九段 中村太地七段 佐藤紳哉七段
佐藤康光九段 森内俊之九段 谷川浩司九段
三浦弘行九段 高野智史五段 本田奎五段
木村一基九段 ○佐々木勇気七段 ○池永天志四段
佐藤天彦九段 鈴木大介九段 古賀悠聖四段
広瀬章人八段 丸山忠久九段 北浜健介八段
糸谷哲郎八段 山崎隆之八段 ○服部慎一郎四段
稲葉陽八段 久保利明九段 船江恒平六段
菅井竜也八段 郷田真隆九段 深浦康市九段
斎藤慎太郎八段 ×佐々木勇気七段 → 村山慈明七段 ×池永天志四段 → 都成竜馬七段
◆第4回ABEMAトーナメントは3人1組の団体戦。チームはドラフト会議により決定。リーダー棋士が2人ずつ順番に指名、重複した場合はくじ引きで決定する。第3回は12チームが参加し永瀬拓矢王座、藤井聡太王位・棋聖、増田康宏六段のチームが優勝、賞金1000万円を獲得した。第4回は全15チームが参加。14チームは前年同様にドラフトで決定。15チーム目はドラフトから漏れた棋士によるトーナメントを開催、上位3人がチームを結成する。対局のルールは持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チーム同士の対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負に変更された。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。

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