クラウドサービスは今後も爆発的に伸びる
昨日の米国市場は、景気が力強く拡大するとの楽観が広がる中、大型テクノロジー株やインターネット関連銘柄が軒並み上昇した。フェイスブックの株価は、前日比3.4%高の308.91ドル、アルファベットは4.2%高、アマゾン・ドット・コムは2.1%高、アップルは2.4%高だった。また、GAFA+Mのマイクロソフトも2.8%上げ、終値ベースの最高値を更新した。テクノロジー株の上昇は、3月の非製造業総合景況指数が過去最高を記録したことだとアナリストは理由をつける。しかし愚生は、株が上がりたいから、株価が上昇したのだと思う。なぜなら、GAFA+Mは昨年8月以来からあまり大きな上昇はない。というか、大型テクノロジー株は、日柄調整に入っていたような気がする。一通りバリュー株の循環物色が終わったため、振出しのグロース株に戻ってきた気がする。愚生自身は、株価の長期保有が基本方針のため、テクニカル指標で株の売買はしない。これまでも、トレンドに逆らった企業の成長はない。例えば、ネットアップとEMCなど、最終的には企業規模でネットアップが大きく伸びた。ローカル接続ディスクとネットワーク接続ディスクの伸長は、20年前くらいから予測ができたはずだ。クラウドサービスについても、セールスフォース・ドットコムが先駆者として市場に参入した。当時、愚生はセールスフォース・ドットコムを穿った目で見ていたが、今の流れを見れば今後の方向性は確信できる。クラウドサービスはアマゾンAWSとマイクロソフトAzureの上位2社で市場の50%を占める。クラウドサービスのディスク容量は、今後も爆発的に伸びるだろう。そう考えれば、この上位2社に投資することは、長い目で見れば安全なような気がする。たぶん、順調に業績が伸びるだろうから、10年後には株価は数倍になっているだろう。ただし、これは愚生の見立てだから一切保証するものではない。
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