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2021年5月

2021年5月31日 (月)

精神の自立は経済の独立から

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早期退職の募集は、コロナ禍でなくとも珍しくはない。旅行会社などは大規模な人員削減を発表するなど、多くの業界でリストラが加速している。しかし、富士通やNECといった大手ITメーカーでは、これまでも管理職や高齢者には日常茶飯事のできごとだった。愚生もリストラが当たり前の世界に住んでいたため、年老いてまで会社にしがみ付く気はなかった。「勤務先が早期退職を募集したら」というテーマで、「応じるべきなのか。それとも会社にとどまるべきか」という記事があった。その中では、早期退職に応募した事例を紹介していた。失敗事例として、大手電機メーカーA社で営業部門の課長をしていた例だ。早期退職の募集に応募して退職をした。A社では54歳で役職定年が設定されており、それまでに部長に上がっていなければ、平社員に降格して65歳の定年まで働く仕組みだ。実際、富士通などは、このような制度があっても、65歳まで勤務することは少ない。管理職であれば、加算金を貰って辞める人がほとんどだ。希に相当な役職だった人が、本部長付きなどで居残っている例はある。現役時の威勢の良い発言に引き替え、侮蔑の眼で見られることを耐え忍ぶしかない。彼等の晩節を汚す生きざまには、美学を持ち合わせていないのかと同情した。記事の例では、A社が45歳以上を対象に早期退職を募集したとき、ITコンサルティング会社への転職を考えた。息子はすでに就職が決まっていたことや、退職金で住宅ローンをほぼ完済できる。彼は、A社で小売業のソリューション営業で数多くの実績を残してきた。そのため転職市場での評価は高く、転職エージェントに登録したところ、すぐに数社を紹介された。この中から、ITコンサルティング会社・B社に転職したという。しかし、B社で営業担当として、新規開拓を任された(肩書は営業部長)。製品力もブランド力もあるA社と違って、B社では見込みクライアントと商談のアポを取るだけでも一苦労だった。A社時代のある取引先にアプローチしたところ、「もう連絡してこないでください」と冷たくあしらわれる。さらにA社時代の他の取引先や学生時代の知り合いなど幅広くアプローチしましたが、古巣のA社からB社に、顧客情報の無断使用で、法的措置を取るという警告文書まできた。年俸は、1年目は保証されていたが、2年目は一気に4割減。その後、露骨に退職勧奨を受けるようになったという。しかし、愚生に言わせれば、「石にかじりついても、今の会社にとどまれ」などという行為は、自分の人生を惨めにする。昨今、大企業だと言っても明るい未来が約束されているわけではない。東芝やシャープ、三洋電機のように、大手企業でもあっさり破綻するから未来のことはわからない。以前は、早期退職に応募するというのは危険な賭けだった。しかし今は、応募せずに泥船に乗り続けるというのも、また危険だ。愚生の友人は、子会社に出向中に会社が清算されたが、彼は退職せずに本社に戻った。その結果、一年毎に協力社員として他社に出された。毎年、職場が変わるため精神的にずいぶん追い込まれたようだ。サラリーマンという職業は、資本家ではないから事業リスクはゼロだ。そんなリスクのない立場で、高給を貰うなどという考えは虫が良すぎる。退職するなら、人に雇われるような仕事を選ぶなと言いたい。自身で起業や投資するには、当たり前だがリスクをともなう。なぜなら、いくら一生懸命に努力したところで、事業が赤字なら見返りはない。そう考えれば、固定費はできるだけ持たないようにするしかない。一番安いのは、自分の頭をフル回転で使うことだ。今から思えば、F社時代もそうだった。いつも、他の赤字部署を食わしてやっていると自負していた。会社を辞めてからは、自分の家族だけを食わせればよい。子供たちも去った今、カミさんと可愛いスムチのロイ君だけだ。「心頭滅却すれば火もまた涼し」という格言がある。ここ10年以上、多くの失敗を繰り返しながらも、何とか経験を積んできた。高齢者と呼ばれるようになったが、何とか生きる糧を得たようだ。昔読んだ邱永漢氏の本の中に「精神の自立は経済の独立から」という言葉があったような気がする。その言葉に惚れて、土地バブル期にワンルームマンション投資や湯沢のリゾートホテル投資をした頃が懐かしい。

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2021年5月30日 (日)

小津安二郎監督の「長屋紳士録」

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昨日、アマゾンプライムで小津安二郎監督の「長屋紳士録」という古い映画をみた。昭和二十二年完成とあったことから、当時の世相がしのばれる映画だった。あらすじは、ウィキペディアからの引用だが、「長屋街に親をなくした一人の子供・幸平がつれてこられる。しかし、住人は皆面倒がり、その挙句金物屋を営むおたねがその子を引き取ることとなる。最初おたねはもっぱら面倒がるが、だんだんと子供の面倒を見るうちにいとおしくなっていく。幸平を動物園に連れて行ってやったり、旨い物を食べさせてやったりと、決して豊かではないが楽しい生活を送っていた。そのうち幸平の父親を名乗る一人の男が現れ、引き取って行った。おたねは、実の親と一緒になった子供のことを思って泣くのだった。」そして、戦後になって人々が自分勝手な主張ばかりをして、他人に配慮しなくなったと自戒する。いつの世でも昔を思うのは同じなのだろうか。価値観が激変した終戦後の昭和でも同様だったようだ。愚生が生まれた頃の昭和を映した映画に、懐かしさがこみ上げてきた。愚生が幼い頃は、冷蔵庫も洗濯機、白黒テレビもなかった時代だった。スイカは釣瓶の井戸で、ブリキ缶に水を貼ってジュースもどきの飲み物を冷やした。当時の給食には、脱脂粉乳をミルクと称して出されていた。また、ソーセージは魚肉だったし、唐揚げは鯨肉だった。今では、高級な鯨肉は一番安かったのだろう。貧しかった時代を知っていたから、それでもおいしく食べた記憶がある。ただ、愚生の通った保育園では、豆腐の搾りかすの「おから」が副菜として毎日だされた。そのせいで、今でも「おから」を見ると気持ちが悪くなる。愚生の母は、小さい頃から裕福に育った人だったから我がままな性格だ。大きくなってから、何故、愚生だけ保育園に通わしたのかと聞いたことがある。その答えは、愚生が煩くて邪魔だったから、長期に預かってもらえることが理由だという。すいぶん失礼な扱いだと思ったので、愚生の息子たちは幼稚園に通わせた。その息子たちも、家を出てからは伴侶との世帯で精いっぱいなのだろう。親を振り返ることは少ない。愚生も同様だったから、それに腹は立たない。しかし、長屋紳士録を見ながら横のケージに目をやると、仰向けになって安心しきって眠っているスムチのロイ君の顔が見える。ロイ君から言えば、愚生が親であることは息子達と同様だろう。犬だからと言って、憎い可愛いなどあってはならないと自戒する。

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2021年5月29日 (土)

ワクチンの台湾への供与

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愚生は一回目の新型コロナのワクチン接種をうけたせいか、何か心が晴ればれしい。二月に微熱が出てPCR検査をした頃は、どん底の気分だった。カミさんとは、PCRの結果が出るまで、家の中でマスクをして話をした。一日中、マスクをしていると本当に疲れた。まだ一回目のワクチン接種であっても、重篤化しないと聞かされているので心に余裕ができた。カミさんも、二回目が済んだらコンサートを聞きに行くと嬉しそうに話す。時間と金があっても、行動が制限されるとつくづくストレスが溜まる。早く、箱根温泉や草津温泉にでも小旅行をしたいものだ。ところで、政府が、英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの台湾への供与を検討していることが分かった。台湾は最近になってコロナ感染が急拡大しており、ワクチンが不足しているという。台湾には、東日本大震災の際に支援をしてもらった恩義がある。今回、彼等が困っているのなら、どんどん支援すべきだろう。アストラゼネカとは、1億2000万回(6000万人)分のワクチン供給を受ける契約を結んだが、当面は国内での接種を見合わせることを決めている。台湾有事は、日本にとっても有事だ。早期に、ワクチンを台湾に送り届けるべきだ。支那が邪魔をして、台湾がワクチンを入手できないとは困ったものだ。元々、新型コロナは武漢ウイルスと呼ばれ支那がつくった細菌兵器だ。それが流出して、世界中にパンデミックを引き起こした。人を困らせておいて、治すことの邪魔をするなど、とんでもない連中だ。香港や新疆ウイグル自治区(東トルキスタン)、内モンゴル、チベットに対して、人権無視の蛮族と変らない統治はあきれ果てる。支那共産党の暴挙はそれだけではない。資産6兆円「アリババ創業者」のジャック・マー(馬雲)氏(56)は、習近平の虐めにあって、身ぐるみはがされ出国禁止になっているという。イスラムの昔話で、「アリババ」は大金を手にして繁栄を築いた。しかし、マー氏は当局にすべてを奪われ、いばらの人生を歩むことになるのだろうか。このままでは、支那からの出国は生涯認められず、当局の監視対象になることは避けられない。

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2021年5月28日 (金)

J1仕様のスタジアムは緊急事態時には重要

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昨日、M市郊外にあるサッカーJ1仕様のギオンスタジアムで新型コロナのワクチン接種をしてきた。注射をした左肩がすこし痛い。しかし、今ここで免疫抗体がつくられると思うと嬉しい気分だ。愚生が予防接種をするまでは、先行して受けていた人たちを少し妬む気持ちがあった。しかし、自分もワクチン接種を済ますと、そういう気持ちはなくなった。一方、愚生が早くワクチン接種を打つ価値があるのかと自問したくなる。高齢者といっても、愚生は後期高齢者ではない。また、通勤もしていないから巣籠ができる身分だ。仕事柄、ネットワークに対する知識は一般人より豊富かもしれない。そういう理由で、高齢者枠でも早くにワクチン接種ができた。愚生の近所や友人は、知る限りにおいてはほとんどの人が接種を受けていない。一方、政府はオリンピック選手には先行してワクチン接種をするという。国民のワクチン接種が進まない中で、新型コロナが更に広がれば、オリンピックのメダルなど取っても何になるのだろう。頑張っているアスリートには気の毒な言い方だが、平和の祭典と言いながら、金銭的な利権や私欲で死者が出てもよいのだろうか。バッハ会長やコーツ副会長などの発言を聞けば、オリンピックなど二度と招致するなといいたくなる。愚生は、欲にまみれたオリンピック開催には反対だ。そして、自分の政治生命の延長しか考えていない菅首相はクズ人間だと思う。しかし、政治家と言えば二世議員の小泉進次郎などは一泊18万の病院に虫垂炎で入院している。石原伸晃も、新型コロナではないのに、病床がひっ迫している中で予防のためと言って入院した。政治家にワクチン接種を早くするようにと勧める声もあるが、彼等にそれだけの値打ちがあるだろうか。ところで、J1のために大改修されたギオンスタジアムがなければ大規模接種は不可能だろう。そう考えると、サッカーのため無駄遣いだったと思ったが、緊急事態時のインフラとしては重要な公共物だと思うようになった。

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2021年5月27日 (木)

新型コロナのワクチン接種をした

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今日、東京郊外にあるM市陸上競技場で、コロナのワクチン接種をしてきた。時間より少し早く行ったが、接種は9時前から始まっていた。そして、予約番号もなどチェックもしないで、すぐにワクチン接種をしていた。実際、予約なしでも来た人がいても全員接種をしてもらえるような雰囲気だった。しかし、市役所職員や医師、看護師、臨時スタッフは膨大な人数だった。1500人/日に打つには、診療場所に十分なスペース、三密にならない待合所、そして十分な駐車場などがないと容易ではない。そう考えると、個人病院では接種の数がこなせないと思った。M市は、大規模集団接種は4回限りだ。あとは、地区センターや個人医での接種となる。M市のように1万5千人も入れる陸上競技場を持つ自治体は少ない。そう考えると、ワクチン接種を大量にこなすには、医師や看護師、スタッフの数も必要だが、三密を避ける広い場所がなければ接種はできない。政治家がワクチン確保を怠ったツケは大きい。愚生が思うに、菅首相がいうように、100万回/日接種などは無理な気がする。菅首相の大本営発表やインパール作戦といった無責任な精神論には困ったものだ。しかし、ワクチン接種をしたことで、ずいぶんとコロナへの恐怖心が減った。これからも気は付けないといけないと思うが・・・・。

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2021年5月26日 (水)

医師の倫理観欠場は甚だしい。

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菅義偉首相は、新型コロナウイルスのワクチンについて「1日100万回接種」を掲げた。しかし、予約の電話はつながらない。ネット予約にしても、システムエラーが相次ぐという状態だ。多くの高齢者が予約できないまま1回目の募集を締め切った自治体も多い。名古屋市などは、1か月以上先の「6月末」まで予約が埋まった。愚生の90歳の親戚も「かかりつけ医」に申し込んだら、8月10日以降の予約が取れたという。8月10日以降で日は確定していない。二回目となると9月に入ってしまう。このように、コロナのワクチン接種を受けたくても受けられない「ワクチン難民」と化した高齢者が全国にあふれている。その一方で、市長、町長とその家族がこっそり医療従事者枠で優先接種を受けている。これは氷山の一角に過ぎないだろう。全国では、あの手この手の抜け道接種や予約の順番飛ばしが横行している。ワクチン接種は原則、「医療従事者」「高齢者(65歳以上)」「基礎疾患のある人(年齢不問)と介護施設のスタッフ」の順番で行なわれる。65歳未満の基礎疾患のない人は最後だ。医療従事者への接種は今年2月に始まった。医療従事者の申請は、地元の医師会などを通じて対象の医療スタッフのリストを提出する。そのリストに勤務する看護師や看護事務、看護助手以外の人を入れることは可能だ。院長が自分の家族や知人を事務スタッフとしてリストに入れる。平生、偉そうなことを言っていた医師会会長も、医師出身の議員パーディに出席していた。その衆議院議員もテレビ出演で、医師の肩書で延々とコロナ蔓延の惨状を憂いていた。医は算術とはよく言うが、医師の倫理観欠場は甚だしい。一般人でも知り合いのクリニックが医療機関に提出する申請書に、〇さんは歯科助手として記載すれば、早期に接種することができる。ただし、医療従事者でないのに医療従事者として書類を出して接種すれば、虚偽公文書作成等罪に問われる可能性がある。どこかの町長も自分は医療従事者だと言って先行接種していた。これでよいのかと思ってしまう。政府はこういった不正を厳格に正していく必要があるだろう。仮に、できないと言うなら、彼ら自身が先行接種のため、裏で虚偽公文書作成をしてきたのだろう。浅ましい限りだ。 

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2021年5月25日 (火)

馬鹿の一つ覚えに「安心・安全」を唱える

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ソフトバンクの孫正義CEOは、東京オリンピック開催で、「失われる国民の命や、GDPの下落、国民の我慢」などの意義について疑問を呈した。また、米国務省はワクチン接種が進まない日本への渡航中止を勧告した。ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は1億6700万人、死者数は346万人をそれぞれ上回った。菅首相やIOCのバッハ会長は、一体何を考えているのだろうか。オリンピック開催のためなら、日本で新型コロナが蔓延し、多数の国民が死んでいくことなど屁とも思っていないようだ。国民の命を最優先にしない菅首相に、今の職を全うする資格があるのだろうか。馬鹿の一つ覚えに「安心・安全」を唱える。しかし、これまでの失政を見てきた国民は彼を信用しない。その証拠に、支持率が31%まで下がった。菅が何を言おうと愚生は信用する気にはなれない。ワクチン接種のスケジュール調整にしても、嘘を重ねて詭弁を繰返してきた。何故、実態を正直に言わないのだろうか。自分の失政を認めるのが嫌なのだろうか。そして、今の状況下でオリンピック開催を叫ぶなど、馬鹿としか言いようがない。大会組織委員長の橋本聖子も同罪だ。彼女に良心があるなら、潔く組織委員を辞任するとか、大会中止を進言すべきだろう。新型コロナの蔓延で死亡した人たちの死因は、菅首相だとは言わない。しかし、今後感染が拡大するなら、全ての責任を取るべきだ。平井デジタル相は、誇らしげにパンデミックでもオリンピックが開催できると言う。このような馬鹿にデジタル相を任してよいのだろうか。人が死んでいく戦時下にオリンピック開催など、何を考えているのだろうか。政府の面々は、クズ人間ばかりしかいない。

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2021年5月24日 (月)

誰が何の権利で五輪開催を強行?

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昨日、ソフトバンクの孫正義CEOは、東京オリンピック開催についてツイッターに投稿した。ワクチンの普及が遅れている日本では、オリンピック開催で「変異株が蔓延し、失われる命や、GDPの下落、国民の我慢を考えるともっと大きな物を失うと思う」と懸念を示した。愚生も全く同感だ。頭のおかしい菅首相は、一体何を考えているのだろか。自分の政権延命のためなら、国民の命や国益などなんとも思っていない輩だ。死んだ魚のような眼をして、安全・安心と口先だけでお題目を唱える。このような無能な首相に日本の未来は託せない。自民党は、もう少し真面な政党かと思っていたが失望させられた。立民と同様に自浄能力もない不要な政党だ。孫氏は、国民の大多数が開催延期か中止を希望している中で、「誰が何の権利で開催を強行するのだろうか」と疑問を投げかける。誰(菅)が何の権利(自分政権延命という私欲)で開催を強行するのだろう。楽天の三木谷浩史CEOも、米CNNテレビのインタビューで、東京五輪開催は「自殺行為だ」と菅首相を批判している。息子の贈収賄疑惑も含めて、安倍元首相と同様に叩けば埃だらけの人物だ。秋田に帰って百姓でもしていろと言いたくなる。ワクチン接種にあたっても、自衛隊の動員や唐突な7月末までの接種完了など、事前の準備もなしで口にする。自分の願望をいくら言ったところで、物理的に無理だろう。その証拠に、ワクチンの高齢者接種をめぐり、都市部を中心に予約が停滞している。7月の完了に向けて接種計画を前倒しと叫んでみても、受付や日程調整に対応できない市町村が目立つ。例えば、東京都練馬区などは、未だに接種券も届いていない。接種券がなければ、大手町での大規模集団ワクチン接種も受けることができない。そもそも、練馬区は予約殺到などの混乱を避けるため接種券の送付を75歳以上から開始した。そのため、65~74歳は5月25日に発送するという。それでは、今週の東京の予約枠にも間に合わない。そして、荒川区も同様だそうだ。いずれにしても、ファイザー製ワクチンでは1回目の接種から20日間空けて2回目を打つ。とすれば、7月末までに終えるには1回目を7月上旬に接種しなければならない。横浜市でも、間に合わないため高齢者の集団接種について7月12~25日に1回目を接種する予約枠4万6千枠分を取りやめた。その代わり、5月31日~6月27日分の追加枠として2万人接種を設けた。総務、厚生労働両省は、高齢者のワクチン接種終了の時期を「7月末まで」「8月中」「9月以降」いずれかで尋ねた。調査では、全国1741市区町村の92.8%が「7月末まで」と答えた。しかし、これは医療従事者の確保などを前提とした計画も含まれる。総務省の担当者も努力目標であって確実に遂行できるというものではない。要するに、絵に描いた餅の願望であって実効性は伴わない大本営発表だ。ワクチン接種や新型コロナの感染防止について、政府はこれまでも失政を隠すために嘘を重ねてきた。無能でも務まる政治家は、少しはビジネスの世界で成功した識者の意見を聞くべきではないだろうか。

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2021年5月23日 (日)

ビットコインがどうして価値を持つのか

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ここ数週間、仮想通貨ビットコインが大きなボラティリティで揺れ動いた。ビットコインは登場した当初、国家に管理・支配されない決済手段として大きな注目を集めた。改ざんが困難なブロックチェーン(分散型台帳)の技術を使うことで、決済コストを大幅に低減できるという技術革新への期待もあった。しかし、現在は、各国・地域の中央銀行が将来の金融デジタル化を見据えて中銀が発行するデジタル通貨に着手した。その結果、米証券取引委員会(SEC)は5月に入り、相場が乱高下するビットコイン投資は「非常に投機的だ」と警鐘を鳴らす。もともとビットコインは二律背反の性格を有する存在だ。値動きが大きければ、決済手段として使いづらい一方、小さければ、投資手段として使いづらい。今月に入り、米財務省は、1万ドル以上の仮想通貨の送金を内国歳入庁への報告を義務付けた。この発表後にビットコインは価格が下落する場面があった。どうも、暗号資産の取引による脱税を含む違法行為が横行しているのが理由らしい。イエレン財務長官はかねてから、違法行為に利用される可能性や極端な値動き、取引上の環境負荷などの理由から暗号資産取引に懸念を示していた。米証券取引委員会(SEC)も暗号資産の取引は「極めて投機的だ」と言う。財務省の発表前後で、ビットコインの価格は4万1000ドル台から3万8000ドル台へと下落する場面があった。また、5月19日には中国の取引規制強化を起点に価格が急落した。米東部時間19日午前9時前後には、短時間のうちにビットコインの価格が20%以上乱高下した。レバレッジ取引をしていた投資家の間で投げ売りが始まったのが原因だという。その結果、19日午前にはコインベースやバイナンス、日本のビットフライヤーといった主要な交換業者で一時取引ができない状態となった。さらに、中国政府は21日、仮想通貨ビットコインの「マイニング(採掘)」や取引を取り締まる方針を公表した。また、仮想通貨ビットコイン相場の乱高下には、イーロン・マスクのSNSでの発言が絡んでいる。きっかけの一つは、2月にテスラが15億ドル(約1600億円)分のビットコイン購入を明らかにしたことだ。同時に、ビットコインでテスラ製品を販売する考えも公表した。需要拡大への思惑が広がり、ビットコインの対ドル相場は公表前の3万9000ドル(約425万円)台から、一気に4万4000ドル(約480万円)台に跳ね上がった。しかし、マスク氏は5月に入り、ツイッターでビットコインによるテスラ車の販売停止を突然発表した。マスク氏が販売停止の理由に挙げたのは、ビットコインを生み出す「マイニング(採掘)」と呼ぶ計算作業は膨大な電力消費を伴うからだ。確かに各国中央政府が発行する紙幣も、対価は怪しいといえば一理ある。しかし、その国の中であればビットコインのように使えない場所はない。愚生には、未だにビットコインがどうして価値を持つのか理解できない。そういう思いから、以前持っていたビットコインを換金した。金のような宝飾品であれば、分かりやすいのだが・・・。

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2021年5月22日 (土)

立民の原口のような輩も「大きな負荷」

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毎日新聞社や朝日新聞出版は、ワクチンの大規模接種センターの予約に架空の接種券番号で予約し混乱させた。立憲民主党は、この行為に防衛省が抗議することはけしからんと言う。防衛省の抗議は「朝日新聞出版、毎日新聞の記者がやった行為は、真摯にワクチン接種を予約したいと思っている方々の接種機会を奪うことになっている。虚偽の予約、不正な手段でとった予約によって、ワクチンそのものが無駄になってしまう可能性もある。悪質な行為だと考えている」という主旨だ。愚生はつくづく立民などは日本に不要な政党だと思う。立民が存在すること自体が、日本を貶めている。立民の奥野衆院議員は「取り消せばいいわけだ。その時点でそういった恐れはなくなるわけだし、むしろ、正当な取材行為だということはないのか。抗議することが、取材の自由、報道の自由にプレッシャーをかけることになるのではないか」という。しかし、接種センターの予約システムにいったいどんな架空番号を入力したのだろうか。キャンセル後に同じ予約番号を持っている人のワクチン接種申請に影響はないのだろうか。防衛省の芹沢清官房長は「行為がどんなに小さいものであっても、すぐにキャンセルしたものであったとしても、少なくともその間、その予約をとり、サーバーに負担をかけるのは間違いない。報道に出ることになれば、不正の予約、虚偽の情報に基づく予約行為が積み重なったり、広がったりといった波及行為があり得る」と説明する。愚生は朝日や毎日記者が嘘の番号で入力後、それをキャンセルしたと言うが本当だろうかと疑う。適当な乱数で入力したのなら、番号自体を覚えているのだろうか。また、住所や自治体番号は、どの番号を使用したのだろうか。自分の住所や本名を使用したとは思えない。高齢者が切ない思いで予約をしている最中に、愉快犯のように邪魔をしてよいものだろうか。立民の原口衆院議員は「こういうシステムになっちゃったことに責任がある。それがおかしいと言った人に抗議をするのは、『王様は裸だ』と言っている人に、『裸って言うな』と言っているのに等しいということを私たちは言っている」と本末転倒の馬鹿な主張をする。急造のシステムなどバグだらけだろう。原口は、蓮舫と同じようにコンピューターシステムというもの自体を全くわかっていないようだ。多くのバグを検証すると言うなら、1年程度の時間と多くの検証工数が必要だ。非常事態の戦時中に、愉快犯の提灯を持つ衆院議員には呆れる。いずれにしても、脆弱なシステムであれば、なおさら意図的な負荷をかけることは慎むべきだ。立民の原口は負荷の定義を言えというが、彼のような意味もなくワクチン接種の足を引っ張る輩も「大きな負荷」だと言う認識がない。

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2021年5月21日 (金)

菅首相の首相の死んだ魚の眼のような表情

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日本では高齢者のワクチン接種がやっと本格的になってきた。欧米より半年は遅れているだろう。英統計専門サイトによると、18日時点で少なくとも1回接種を受けた人の割合は(日本)3.9%で、世界平均の9.2%に大きく及ばない。OECD加盟37ヵ国中でも最低水準だ。イスラエル(62.8%)や英国(54.2%)、米国(47.3%)と比べると接種していないに等しい。インド(10.4%)やインドネシア(5.1%)といった新興国よりも遅い。世界では110位前後で、ミャンマーやマレーシア、ナミビアなどアジアやアフリカの発展途上国とほぼ同水準だ。日本は金もあるし、技術や輸送手段、保冷設備も持っている。問題は政治家が阿保というか危機感がないことだ。そして、全く感染症に対する知識が無能なことだ。菅首相の死んだ魚の眼のような表情で、国民の安全・安心といくら唱えても誰も信用はしない。当然だろう。専門家委員会の低減を無視して感染拡大をさせたからだ。その一方で、全くワクチンの手配していなかったからだ。為政者が無能だと、これほど国民が迷惑をするという良い例だ。コロナ感染が世界的に拡大した昨年、日本は欧米などに比べて感染者数や死者数を抑えていた。これは、政府の施策ではなく、海に囲まれた隔離された島国だったせいだ。そして、国民が非常な衛生観念を持っていたことに起因する。政治家が無能でも、日本は何とか感染が抑えられただけだ。この惨事の中で、菅首相は未だに東京での五輪開催が可能だと唱えている。馬鹿も休み休み言え。接種で先行する英国ではワクチン接種に携わる人員確保のため、昨年11月から医療資格のないボランティアを募集して、注射をさせている。医師不足が問題になっていても、医師会の中川会長ときたら、コロナ治療もせずに早々と自分だけワクチン接種をした。そして、若い女性と密会や議員のパーティーへの出席だそうだ。医師の風上にも置けない倫理観だ。日本と似たようなニュージーランドでも接種が円滑に進んでいないという。しかし、それでも日本よりは接種率は上だ。菅首相の政治家としての能力のなさにはほとほと呆れる。そういえば昨年、コロナはほとんど東京の問題だと啖呵をきって、小池都知事を非難したことを忘れるなと言いたい。

 

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2021年5月20日 (木)

朝乃山の選択肢は廃業しかない

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愚生のような田舎育ちのお上りさんは、生まれ育った郷里に居た頃を時々思い出す。室生犀星の「抒情小曲集」に収められている詩は有名だ。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや」
田舎に帰ったけれど受け入れてもらえず、辛い思いを抱きつつ故郷を去ろうとする時の心情を表したものだ。故郷は実際に帰るところではなく、異郷にて、想い出すところかもしれない。愚生の友人でも、都会に出て郷里に帰った人々は、何かしら挫折を抱いたのだろう。愚生が若い頃に辛いことがあると、故郷に思いを巡らすこともあった。しかし、それは現実逃避であって解決にはならないと自分に言い聞かせた。そして、東京が住めば都になってしまった。そういう愚生であっても、郷里出身の力士は贔屓にしていた。大関朝乃山(27=高砂)は、数少ない同郷の力士だ。しかし、日本相撲協会の新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反したことが発覚した。文春に、夏場所2日前などのキャバクラ通いが報じられた。また、日本相撲協会の事情聴取に対しても、当初は事実無根を主張していた。しかし、昨日の再度の聴取に対し事実を認めた。要するに、当初は虚偽報告をしていたことになる。相撲協会は、コロナ禍で本場所を挙行するにあたり、観客を入場制限して開催した。当然、クラスター対策で、昨年から継続して不要不急の外出自粛を各部屋に通達している。今回、東京は緊急事態宣言中にもかかわらず、朝乃山は深夜の違法営業のキャバクラに通っていたという。富山商業から近畿大を経て入門したが、相撲馬鹿としか言いようがない。朝乃山が口上で述べた「愛」や「正義」は、母校の富山商業校歌の校訓だ。富山商業の座右の銘は「愛と正義」だと言われると、恥ずかしくて開いた口がふさがらない。朝乃山は、高校・大学と無駄飯を食って相撲をしていただけの男なのだろう。関係者によると相撲協会から「後に事実だと分かれば大変なことになる」と念を押されても、朝乃山はかたくなに否定し続けたという。いずれにしても、緊急事態宣言下のキャバクラ通いは許されるものではない。ガイドライン違反では、昨年7月場所に当時幕内だった阿炎が場所前と場所中にキャバクラに通い、出場停止3場所と5カ月の報酬減額50%の処分を受けた。朝乃山は大関ということに加え、協会の聴取に当初は嘘をついていた。阿炎の前例を知っていて、協会通達を破った罪は重い。愚生は腐った力士の選択肢は廃業しかないと思う。今場所、初日から休場する竜電についても、新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに抵触したことが原因だという。しっかりしてよ、日本相撲協会と言いたい。

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2021年5月19日 (水)

7月末までにはワクチン接種は無理

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愚生は新型コロナウイルスワクチン接種の高齢者枠の予約が取れて、一安心したのだろうか。何か心の余裕ができた。一方、医療従事者のワクチン接種が未だに滞っているという。2月に先行して始まったが、2回接種を終えた完了率は5月14日時点で35%。東京都や神奈川県では28%だ。都市圏では接種率が低い傾向がある。ただし、東京郊外のM市では医療従事者とは名ばかりの、ワクチン接種管理課長までが二回目の接種をうけている。愚生は、「コロナ医療に関わってもいないのにおかしい」と言うと、その課長は「厚労省からの通達で接種を受けて良いことになっている」という。高齢者の接種前に、市民病院の受付や警護の人にまでワクチン接種とは、いかがなものだろうか。医療に携わる医師や看護婦なら納得もいくが・・・。政府は、病院や薬局、訪問看護などで働く医療従事者への接種を優先するという。しかし、必要なワクチンは都道府県に供給されたが、接種がおこなわれていないようだ。配送の仕方は、専用の保管設備のある大規模病院には箱単位(ファイザー製は195本、1本で注射5~6回分)で直送される。そして、そこから周辺の診療所などに小分けされる。政府が公表している接種実績から算出したデータをみると、東京、神奈川、兵庫、山梨の4都県が30%未満。人口が集中し医療従事者も多い都市圏で低く、人口規模の小さい地域で高くなる傾向があるという。都市圏で接種が遅れる背景は、ワクチンが大規模病院で保管されたまま滞留しているからだ。都市圏で接種が進みにくい状況は、関係者が多いため、「いつ、どこに、どれだけワクチンを配送」するのか細かな調整が難航しているからだという。そう言われれば、小分けして正確に送ることは容易ではない。自治体が、診療所など小分けした配送先まで正確にデータを把握するのは至難の技だ。どこに、どれだけのワクチンが滞留しているのかを正確に把握するのさえ難しい。結局、診療所で個別に接種する計画は、配送が複雑でワクチンの廃棄も問題になる。やはり、地域の拠点病院で集団接種することの方が容易なのだろう。医療従事者に行き渡らせるための「司令塔」がこの状態では、高齢者向け接種の進捗はさらに深刻だ。5月17日に予約が始まった自衛隊による大規模接種センターとは別に、川崎市のように独自で大型の会場を設ける自治体も出てきた。首相官邸が公表している5月16日時点の接種実績によると、少なくとも1回の接種を終えた65歳以上の高齢者は全国で約100万人未満だ。首都圏では埼玉、千葉、神奈川の3県で1.5%に届かず、関西圏でも大阪、京都、兵庫が2%を下回る。自衛隊の東京での大規模接種は、5千人/日だ。土日を除いて3ヶ月間で約60日は接種日の確保はできるだろう。しかし、60×0.5万人では、期間で30万人くらいしか接種できない。東京・神奈川・埼玉・千葉の総人口は、日本の約四分の一だ。高齢者3600万人のうち、900万人もが集中している。30万人では、多少効果はあるが絶対的に不足している。7月末までには、工程管理上は可能だろうが、接種は明らかに無理な気がする。

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2021年5月18日 (火)

公平とはいったい何

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愚生の住む東京郊外のM市は、昨日から高齢者枠のワクチン接種の予約を始めた。高齢者は11万人で、5月中の接種枠は3600回分しかない。全員接種ということではなくても、無料だから7割方は接種予約をするだろう。確率でいえば50人に一人の枠しかない。夫婦で同時に接種を受けるには1%の期待値しかない。愚生も電話やスマホ、パソコンなど、どれでも予約サーバーにアクセスできるようにした。しかし、現実は厳しかった。1時間半くらいでメール登録までは行きついたが、サーバーへのアクセスできなかった。というか無反応で、受け付けてくれない。スマホはsafari、パソコンはchromeブラウザだった。どうにもならないので、マイクロソフトのブラウザedgeでアクセスしてみた。これが良かったのか、何とかM市の予約サーバーにアクセスが可能になり、夫婦共に5月枠の一回目の接種と6月枠の二回目を予約できた。カミさんからはずいぶんと感謝された。愚生は自分でドメインを取得してレンタルサーバーで、ウェブサーバやメールサーバを構築している。そういう意味では、ある程度、予約システムの概要を理解している。電話では話し中で繫がらず、インターネットに不慣れな老人は公平性を欠くと非難する向きもある。しかし、公平とはいったい何なのだろうか。インターネットやスマホを使いこなせないことを前提に論じている。海外ではウェブからの予約は一般的だ。日本だけは、インターネットは不公平という切り口で議論されるのだろうか。自治体側の効率を考えれば、電話予約などは莫大な費用がかかる。一部の人のために、電話予約を残しているがその費用は誰が支払うことになるのだろうか。いずれにしても、コロナワクチンは十分に自治体にあるというから、いずれは接種可能なのだろう。そう考えれば、家に巣籠して急がないことも一計だろう。しかし、こういう言い方はひんしゅくを買う可能性がある。そう思って愚生は、ワクチン接種の予約取れたことはご近所には内緒にしている。

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2021年5月16日 (日)

後悔しないように、最善を尽す

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明日から愚生の住むM市もコロナのワクチン接種の受付が始まる。東京郊外のM市は人口は43万人だが高齢者は「11万人」とのことだ。市の担当者は7月末までに全員が打ち終える予約枠があるという。ワクチン接種の担当の課長は知り合いだったから、愚生だけ早く打つ方法はないかと聞いてみたが、それは無理だと断られた。彼曰く、待てば必ず接種を受けられるから心配はないという。しかし、彼自身は医療従事者枠で二回接種を受けたという。腹立たしいので、愚生たちの高齢者用ワクチンを横取りしたのではないかと問い質した。しかし、厚労省からの通達の医療用ワクチンだと言っていた。確かに、M市民病院にはコロナ病棟も開設されているから、彼等がワクチン接種をするのは当然だろう。明日は、11万人とのワクチン接種申し込みの戦いだ。たぶん四分の一くらいは電話予約だろう。そう考えれば、11万人×接種率0.8×0.7=6.6万人くらいが競って申し込むはずだ。愚生はスマホのwifi接続経由が一番応答が早いと思っている。また、単語の打ち込みも早打ちにするため、文言をすべて登録した。明日のネット予約が何時に取得できるかはわからない。しかし、備えあれば患いなしだ。後悔しないように、最善を尽くしたつもりなので、明日は天に運を任す気分だ。

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2021年5月15日 (土)

晩節を汚す

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「晩節を汚す」とは「人生の終わりごろに名誉を失うこと」という意味だ。愛知県西尾市は、新型コロナウイルスのワクチン接種に関し、副市長の指示で大手薬局チェーン「スギホールディングス」の杉浦広一会長(70)と妻(67)の予約を優先的に確保していた。中村健市長は会見で「市民におわび申し上げる。猛省し、今後、特定の個人や団体に便宜を図らないようにしていく」と謝罪した。秘書が市職員を恫喝して、優先順位を上げたという。スギ薬局は東京郊外の愚生宅近くにもあるから、ずいぶん大きな会社なのだろう。一部上場企業だから、愛知県の田舎から全国展開して大成功を収めたようだ。夫婦とも65歳以上だから高齢者枠で優先接種が可能だ。一般の人と比べれば、優遇されている。そして、接種枠も秘書依頼しているから、何不自由はない。しかし、なぜ早く打ちたいと市を恫喝したのだろうか。この無理な要求が知れたため、全国に夫婦の名前と違法行為が知れ渡った。平生、偉そうなことを言っていても、ずる賢く立ち回る自身の本音が見え隠れする。今まで築いた信用や尊敬が、一気に崩れ落ちた。長くとも二ヶ月くらい待てば済む話だ。また、兵庫県神河町で65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった5月6日に、山名宗悟町長が62歳で接種対象ではないにもかかわらず、ワクチンを接種した。町内の公立病院で発生したキャンセル分を接種したというが、65歳以上の打ち終わらない高齢者はたくさんいるはずだ。町長が違法行為を率先して、安全安心など期待できない。町長は病院関係者という位置づけだというが、加藤官房長官は「公平性に反することがあれば誠に遺憾だ」と批判した。ようするに、組長は病院関係者の接種優先には当たらないとの見解だ。山名町長は2回目の接種も予定通り行う考えというが、政府の見解を無視するのだろか。一方、茨城県城里町の上遠野修町長(42)に至っては、42歳というから問題は大きい。そして、副町長や教育長らも打ったと説明するから、初めからの確信犯だろう。しかし、こういう組長を選んだのは住民の責任だろう。ただ、こういう事例は氷山の一角で、多くの人が接種を優先的に行っていると疑いたくなる。浅ましいとしか言いようがない。名前が出た人たちは、全国的に有名にはなった。しかし、このような不名誉な事例で名前を知られたくはない。南米ペルーでは、当時の大統領や閣僚、公務員ら「特権階級」が国民に先駆けてひそかに新型コロナウイルスのワクチン接種を受けていた。大統領は、保健相と外相を含む公務員ら487人が立場を利用して「ずる」をしたことを公表した。ただ、ペルーのワクチンは中国製薬大手シノファーム製だから効果があったのだろうか。地元紙によると、保健省でも最高幹部を含む多くの職員が注射を受けていたという。結局、不祥事の責任を取り、保健相が今月12日に辞任した。また、外相も「深刻な間違いを犯したことを認める」と引責辞任した。公務上、私が感染するわけにはいかなかったとの弁明は通らなかったようだ。検察当局は「役職を利用して不正を行った疑いがある」として予備的捜査に着手したという。日本でも検察特措部は公平性や信頼性保つために調査すべきだ。愚生が勤め人時代に思ったことは、平生偉そうなことを言っていた役職者に限って会社にしがみ付いて辞めなかった。美学もなく恥をさらしている彼らの生きざまを見てきたので、愚生は早々に後進に道を譲る選択をした。

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2021年5月14日 (金)

希望に起き、努力に生き、感謝に眠る

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昨日は東京の将棋会館で、第80期名人戦の順位戦B級1組が行われた。対戦は三浦弘行九段vs藤井聡太二冠(王位・棋聖)が開幕戦だ。愚生は朝から見ていると疲れるので、夕方の5時ごろからAbema.TVで観戦した。結果は、109手で藤井聡太二冠の勝ち、幸先よく白星スタートを切った。これで、藤井二冠は順位戦の連勝を22に伸ばした。前期B級2組で10戦全勝の成績だった。これで名人への挑戦権を争うA級への昇級に向け、好スタートを切った。愚生が見ていた夕方から、深夜0時くらいまでは三浦九段がAI評価値で優勢だった。将棋は三浦九段の誘導で、戦型は力戦型の「横歩取り」になった。劣勢に立たされた藤井二冠は、堪え難を耐え、忍び難を忍んで長時間の辛抱を重ねての逆転勝ちだった。終局は日付をまたぎ、14日午前0時26分だった。対局後、藤井二冠は「苦しい時間が長かった。今後も厳しい相手が続くので、より一層気を引き締めたい」と語る。一方、逆転負けした三浦九段は「中盤で踏み込んでいった先に誤算があった」と悔やんでいた。朝日杯でもそうだが、藤井二冠は負けそうでも耐え忍んでの逆転勝ちが多い。はっきり言って、愚生も藤井二冠の負けだろうと思って観戦していた。勿論、大逆転には三浦九段のミスもあっただろうが、それを厳しくただしての勝利だった。三浦九段に恨みはないが、藤井二冠の勝利で溜飲が下がる思いだ。なかなか期待通りに贔屓が活躍することは少ない。藤井聡太君や大谷翔平君を見ていると、期待される側も大変だと同情したくなる。南海ホークスの選手だった野村克也の箴言に「希望に起き、努力に生き、感謝に眠る」という言葉がある。野村克也は、生い立ちが貧しくテスト生から一流の選手に這い上がった。この言葉には、彼が野球をできる喜びに感謝するという意味も含まれている。愚生の人生を振り返ってみれば、能力以上の日差しを浴びた時もあった。今からでも、人生に対する感謝の念を持たなければと改めて自戒したい。

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2021年5月13日 (木)

長い(短い?)人生の終活期になると

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昨日もナスダックス指数が大きく下げた。テクノロジー株が売られ、中でもアップルとマイクロソフトの下落がナスダック100指数(前日比2.7%安)を押し下げたという。S&P500種株価指数も2月以来の大幅安(前日比2.1%安)となり、エネルギーを除く業種別指数全てが下落した。愚生は、株は売られるから下がるので、株の下がった後付け講釈など意味はないと考える。アップルとマイクロソフトの決算は好調そのものだから、いずれ回復するだろう。目先の株価の上げ下げなど気にしてもしょうがないと自分に言い聞かせる。以前なら株が下がると売りたい気になった。しかし、歳を重ねたせいか、今は全くその気分になれない。自分自身を見つめて不思議なものだと思う。今回は4月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びを示した。そのインフレ指標の伸びが市場にショックを与えたようだ。FRB副議長はインフレ率の上昇は、主に一過性の要因によるものだと論じている。外国為替市場ではドルが主要10通貨に対して上昇した結果、円は売られた。ドルは対円では1%高の1ドル=109円67銭となった。また、米最大のパイプライン網がサイバー攻撃の影響で操業停止に追い込まれていたが、今朝のニュースでは回復したと報じられた。今晩の米国市場はどうなることやら。ところで、最近家に来た子犬(チワワ)は、家の中を朝から自由闊達に遊んでいる。愚生も小さい頃は、何も悩むこともなくそうだったのだろうか。長い(短い?)人生の終活期になると、いろんなことを思い出す。楽しかったことや悲しかったこと。そして、辛かったことなども、うる覚えだが頭をよぎる。愚生はサラリーマン人生をコンピューター技術者として過ごしてきた。そして、その時に開発の長として携わった装置カタログをほとんど集めてきた。自身の自慢になってしまうが、整理しながらあまりの多さに微笑んでしまった。

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2021年5月12日 (水)

長幼の序でワクチン接種は早いのだから

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昨日、スギ薬局を展開するスギホールディングスの創業者杉浦広一会長(70)と妻の昭子相談役(67)関連のニュースが報道された。スギ薬局経営の夫婦が優先的に新型コロナウイルスのワクチン接種をできるように便宜を図ったことが原因だ。杉浦氏に便宜を図ったのは近藤芳英副市長と簗瀬貴央健康福祉部長だ。副市長が便宜を図った理由は、「スギ薬局の1号店跡地に、健康増進施設『西尾市民げんきプラザ』を夫婦のご厚意で建てていただき、建物と土地を2017年4月から市へ無償貸与していただいている。同年5月には、快適な街づくりに向けた包括連携協定をスギ薬局と締結している」からだという。しかし、市に寄贈しているから新型コロナのワクチン接種に便宜を図るというのであれば、寄付ではなく贈収賄になる。そもそも、ワクチン接種は高齢者枠で受けるのだから待てばよい話だ。どうも自分だけは抜け駆けしたいと言う理屈なのだろうか。早く接種を受けたい人は多いだろう。しかし、立場がある人なのだから、もう少し自己抑制をして頂きたい。政治家でも石原伸晃のように、新型コロナ感染の疑いだけで、東京都の病床がひっ迫している最中、縁故で入院した。こういう人物を議員に当選させている杉並区選挙民の民度の質を問いたくなる。市側の簗瀬部長は「さんざん断った後に『ご夫妻は薬剤師なので医療従事者に絡められないか』と言われたという。」そういえば、医療現場に立っていない医療従事者も先行接種が多いのではないだろうか。政府はきちんと調べるべきだ。近藤副市長は、「貴重なワクチン枠を公平な競争でやらず、特別な配慮をしてしまった。公平性を欠くことになり、行政への不信感を募らせた。」と謝るが、後の祭りだ。市役所内ではなく、外部からの指摘を受けて判断を改めたというから、本質が判っていなかったようだ。スマホで予約できないと怒る高齢者がテレビに映っていたが、長生きして何をするつもりなのだろうか。スマホくらい覚えろと言いたい。長幼の序で高齢者は早いのだから、あまり恥ずかしい行為をするのはお里が知れる。これでは、小室圭のように「名誉を守るために借金を踏み倒す」などという輩と同じではないか。

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2021年5月11日 (火)

ネットサービスは水物

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10日、米国株式市場では景気回復や金利上昇を見込み、割高感のあるハイテク株から景気敏感株への資金移動が続いた。ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は2.5%安で取引を終えた。また、7~9月期以降の広告事業の成長鈍化を理由に、シティグループが投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたフェイスブックとグーグルがそれぞれ4%、3%下落した。アマゾン・ドット・コムやアップル、マイクロソフトも売られ、主力ハイテク株を代表する「GAFAM」が総崩れとなった。確かに、最近のインスタグラムやフェイスブック、ユーチューブを見ていると広告が多過ぎる。そのせいなのだろうか、愚生はユーチューブ以外のアクセスは大きく減った。広告が目障りで見る気がしなくなったからだ。何れ、インスタグラムやフェイスブックも飽きられるのではないかと思う。時価総額が大きいハイテク株のGAFAMは、S&P500種株価指数を構成する銘柄全体の時価総額で21%を占める。これが総崩れになれば、相場への影響は大きい。また、アマゾン・ドット・コムは資金調達のために、大規模社債を発行する。アマゾンが前回起債したのは昨年6月で、発行規模は約1兆870億円だった。2017年には自然食品スーパーマーケットチェーン、ホールフーズ・マーケットの買収に充てるため、1兆7千億規模の社債を発行した。投資のために資金需要があるのだろうが、借り過ぎではないかと心配するむきもある。借りる金は、再生可能エネルギーやクリーンな輸送手段、より環境に配慮した建物などに投資するという。アマゾンは2040年までに温室効果ガスの排出量をネット(実質)ゼロにすることや、2030年までに全事業を再生可能エネルギーで賄うことなどを目指す。今期はGAFAMの決算が良かっただけに、昨日の株価下落は腑に落ちない。しかし、シティグループがフェイスブックとグーグルの投資判断を「買い」から「中立」に引き下げたというのは何らかの根拠があるのだろう。愚生自身も、フェイスブックに関しては、飽きられればミクシィの二の舞いかと案じる。SNSのミクシィの没落は、ツイッターやフェイスブック等の強力な競合サービスが台頭して多くのユーザーは移っていった。その後、ユーザーがミクシィに戻って来る事はなかった。ミクシィと同時期に隆盛していたニコニコ動画も大きく凋落した。こう考えると、ネットサービスは水物であり、適切なタイミングに適切な措置を打たないと廃れるようだ。

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2021年5月10日 (月)

「大衆は常に間違っている」

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アメリカの投資会社の「投資すべき米国株・投資してはいけない米国株2021年5月号より」という広告があった。その中で、昨年最も話題になった銘柄の一つがテスラだという。1年前に100万円を投資していたら、約506万円にもなっている。今年1月末に発表された決算で初の通期黒字化を達成した。1年前にそのことを知っていれば買ったが、今から買おうとは思わない。この株の現在の評価は「C」(投資しないほうがいい)だという。評価の中身を見ると、Reward(利益性)はBと高評価ですが、Risk(変動性)がDと低評価だ。確かに、EVも普及してくれば、競争は激化するだろうから安泰とは言えない。テスラは、初の通期黒字化というが、実は利益の多くを「排出枠の販売益」が占めている。要するに、本業以外の切り売りで儲けている。車の販売ではまだ黒字化していないようだ。2020年以降、株価は大きく成長しているが、本業で黒字化できていないことを考えると、今投資するのはリスクが大きいと評価している。愚生も全く同様だと思う。一方、日本でも馴染みのある「コカ・コーラ」の評価は、B−(投資すべき)だ。1年前はコロナショック直後だったので2桁利益が出ているが、まだ暴落前の最高値にも戻っていない。それでも、テスラより高評価だ。コカ・コーラは、あまり成長しているイメージがないが、Growth(成長性)評価はテスラと同点とのことだ。コカ・コーラは外食や映画館、イベントなどで飲まれる傾向があるため、コロナの影響を大きく受けた。しかし、最近はアナリストの市場予測を上回るなど、回復の兆しを見せている。どうも、株価がコロナショック前の高値に届いていないから、「今投資すべきか?」という基準で、テスラより高評価だという。そして、「ウィズコロナの真の勝者はマイクロソフト?」と最近、離婚を発表したビル・ゲイツのマイクロソフトを取り上げていた。テスラほどリスクが高い銘柄には投資したくない。しかし、コカ・コーラより成長性のある企業に投資したいという投資家にマイクロソフトを推奨している。マイクロソフトといえば素人目には「Windows」、スマホ化の波に乗れなかった古い企業というイメージがある。しかし、クラウド事業が急激に成長しており、2021年1-3月決算では、純利益が前年同期比で44%も増加している。収益減もソフトウェア販売、サブスクリプション、クラウド、ゲーム、オンライン広告、求人、コンサルティング、デバイス開発と多岐にわたる。実情は、2ケタ成長を続けるグロース株だ。そして、20年連続で増配する有配当銘柄でもある。企業人なら知っているウェブ会議システムの「ズーム」と同じような「Microsoft Teams」というサービスもある。去年の4月末時点におけるシェアだが
・ズーム 35%
・スカイプ(Microsoft)18%
・Teams(Microsoft ) 18%
この中で、Microsoft Teamsとスカイプは共にマイクロソフトが提供しているサービスだ。つまり、ウェブ会議システムでも大きなシェアを持っている。ところで、ウォール街に伝わる株式投資の名言・格言がある。数多く残された中に「大衆は常に間違っている」という格言だ。大衆は多数意見が正しいと思い込み、みんなと同じことをして安心する。しかし、株式投資では多数意見が間違っており、少数意見が正しいということがしばしばある。このため、株式投資においては、大衆は間違うことが多いという。大衆が大挙して株式市場に押し寄せてくれば、「相場は天井」になる。マンションや土地、アパート建設、リゾートマンションでも、大衆が押し寄せて一番儲かりそうに見える時期は、バブルの絶頂期で高値掴みになる。愚生も他山の石としなければならないと自戒する。

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2021年5月 9日 (日)

クラウドコンピューティング市場

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米国IT企業の四半期決算がほぼ出そろった。その中で、マイクロソフトの第3・四半期の純利益は44%増の155億ドル、売上高は417億ドルだった。マイクロソフトは好調なクラウドコンピューティング市場への参入を背景に過去1年間に株価が50%上昇し、時価総額が2兆ドル近くに膨んだ。417億ドルの内訳は、アジュールを含むインテリジェントクラウド事業の売上高は151億ドル。オフィスのほか、職場向け協業アプリ「チームズ」などを含むプロダクティビティーソフトウエア事業の売上高は136億ドル。パソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」やゲーム機などを含むパーソナルコンピューティング事業の売上高は130億ドルだった。417億ドル=151(インテリジェントクラウド事業)+136(プロダクティビティーソフトウエア事業)+130(パーソナルコンピューティング事業)という内容だ。この中で、アジュールの売上高の伸びは為替変動調整後では46%増と高い。数年前からのクラウド事業の伸びは大きく、売上でも最大規模の事業となった。過去の第3四半期の決算を振り返れば、
【2021年第3四半期】
売上高(ドル)
…417億(前年同期比19%増)
純利益
…155億(前年同期比44%増)
【2020年第3四半期】
売上高
…350億(前年同期比14%増)
純利益
…107億(前年同期比22%増)
【2019年第3四半期の決算】
売上高
…305億(前年同期比14%増)
純利益
…88億(前年同期比18%増)
【2018年第3四半期の決算】
売上高
…268億(前期比15%増)
純利益
…74億(前期比35%増)
過去3年間で売上は55%増、純利益は倍増している。売上は、2018年から14%→14%→19%と伸びている。業務ソフト「オフィス」やクラウドサービス「アジュール」など、ソフトウエアとサービスを統括するコマーシャルクラウド事業の売上高は33%増177億ドルと伸びが大きい。この中でもアジュールの売上高の伸びは46%増と高い。そう考えれば、もっと期待したい気分になるのは、取らぬ狸の皮算用なのだろうか。

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2021年5月 8日 (土)

マンションや宅地の価格も徐々に適正化

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終活の最後は手がかからないマンション暮らしとだと思う。愚生宅のチワワを連れて、冷やかしで売れ残っていた新築マンションを見に行った。最近、愚生宅近くの売れなかった宅地も新築のアパートや家が建ち始めた。また、「条件なし」の分譲地も、1週間を経たずに完売した。どうも宅地や中古マンションの価格が上がっているようだ。土地バブル時代を経験した愚生にとって、不動産価格はいい加減なものだと思っている。愚生が住んでいた横浜の某マンションでの実話だ。5FのA室が3300万円、半年後に4FのB室が3500万円、そしてA室の隣のC室が1年後に5000万円で売買された。まったく同じ間取りで広さも同じだから、大きな遜色はない。売買の時期が違うだけだが、需給の関係で価格は大きく変動した。マンションの価格が下がる要因とは何なのだろうか。新型コロナウイルスの感染が拡大した昨年来、都心はともかく郊外型マンションの価格が一向に下がらないのはどうしてなのだろうか。新築マンションについて、1990年代の土地バブルやリーマン・ショックの経験から、価格が下がりやすいとのイメージを持っている人は多かった。そして、不動産業界の人も同様に多くの人が下がると考えていたという。マンション価格下落の主な要因は、3点にまとめることができる。「買い手がいない」「マンションの売り手が価格を下げる」「売りたい人が買いたい人を大きく上回る」などだ。買い手がいなくなる背景には、少子化でマンションを購入する層が減る。給料が上がらないのに市場規模の縮小や、現在では価格が高くなっていることで買えない。また、賃貸利回りが悪いので投資資金が入らないため、買い手がいなくなる。買い手がいなくなれば、売り手はそんな中でも少しでも売れるようにいろいろな手を考える。価格を下げて早めに売り切る方法が一般的だ。株でも、ある程度利益が入れば、上昇した株を売却する「利益確定売り」が市場の中で優勢になる。そのため決算がよくても株価が下落することがある。そのような思いに耽りながら、帰りに知り合いの不動産仲介業者に立ち寄った。どうも需給の関係が今回の値上がりの要因だと言う。コロナ禍で業者が供給を絞ったことで、未だに供給が足りていないと言う。また、木材などの資材の高騰も一因のようだ。そして、住宅金利が上がり始めたことも、買い手を急がしているようだ。土地バブルの時は、総量規制という日銀の政策で多くの不動産会社が倒産した。株や貴金属でも、上がり過ぎたものは実需が平坦化されれば価格は落ち着く。上がり過ぎたものは下がるし、逆に下がり過ぎた物件も戻る。ここからは愚生の個人的見解だが、少子高齢化で給料が上がらない。そして金融緩和はこれ以上進まない。というか、マイナス金利が続いても貸し出し金利が下がる要因はない。そう考えると、コロナ禍での需給の歪みはそろそろ訂正されてくるだろう。また、生産緑地の土地放出も重なれば、マンションや宅地の価格も適正化というか下がるだろう。いずれにしても、老後は換金性が悪く変動が大きい不動産のような資産は持つべきではないと思う。見栄や世間体を排して、キャシュフローを厚くして、余裕を持って人生の終活に臨みたいものだ。

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2021年5月 7日 (金)

なんとかしてよ菅内閣。

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米ファイザーは、東京五輪・パラリンピックに参加する選手団に新型コロナウイルスワクチンを提供することを、IOCと合意したと発表した。そして、5月末に出荷を開始し、選手や関係者が東京入りする前に2回の接種を完了することを目指すという。IOCのバッハ会長は「全ての参加者にとって、東京五輪・パラリンピックを安全かつ確実なものとする手段になる」と述べた。しかし、日本では5月末には高齢者であってもワクチン接種が行われていない。本来なら、東京都民全員が新型コロナのワクチン接種をオリンピック前に終わらすべきだ。米紙ワシントン・ポストは、コラムで、日本政府に対し東京五輪を中止するよう促している。そして、IOCのバッハ会長を「ぼったくり男爵」と呼び、新型コロナウイルス禍で開催を強要していると主張した。その理由は、「地方行脚で食料を食い尽くす王族」と同様に「開催国を食い物にする」からだという。確かに、大会開催を強引に進める理由は「金だ」なのだろう。IOCは収益を得るための施設建設やイベント開催を行い、収益のほとんどを自分たちのものにしている。その一方、費用は全て開催国に押し付けていると批判する。愚生が疑問に思うのは、これまでの議論でオリンピック開催と人命とが同列に扱われていることだ。日本人の命とは、そんなに安い物なのだろうか。誰もオリンピック開催の代償として、人が多数死ぬことなど容認しない。それを推進するのは、金儲け主義のバッハ会長と政権延命の菅首相だけだろう。多くの国民は、オリンピックより子供や孫の運動会を見たいと思う。身近な催し物が新型コロナ禍で開催できない方の優先順位が高いのではないだろうか。愚生の住む東京郊外のM市では未だにワクチン接種券も来ない。M市民病院に問い合わせても、ワクチン接種については未だに何も決まっていないから回答できないという。なんとかしてくれ菅内閣。

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2021年5月 6日 (木)

諸悪の根源は安倍元首相

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米国株式市場は、ダウ工業株30種が終値ベースで過去最高値を更新した。ゴールドマン・サックス、キャタピラー、シェブロンなどが買われ、ダウを押し上げた。一方、ナスダック総合は冴えない動きからマイナス圏で終了した。S&Pの主要セクターでは、エネルギーと素材が上げを主導し、ディフェンシブ銘柄の公益事業や不動産は下げがきつかった。前日に下落していた大型テクノロジー株のアマゾン・ドット・コムやフェイスブックは1%超も前日に続いて続落した。前週は好決算を背景にS&P500種とナスダックが最高値を更新したが、インフレの高まりや金利上昇の可能性への懸念を理由に売りを浴びせられた。上がれば利益確定売りが出るのだろう。この時期はヘッジファンドの解約もあるだろう。下がった後の講釈にはいつも感心するが、場が開く前に言っていただきたい。大型連休も明けたが、日本市場に大きく影響があるような事件は起きなかった。それより、新型コロナの重症者数の数が増えて病床が不足している。愚生のような高齢者のワクチン接種はいつになるのだろうか。菅首相や河野ワクチン担当大臣の言うことは信用ができない。傍から見ていても、政治家という連中は頭の足らない奴の集まりではないか。昨日のBSテレビ報道1930では、元森首相が新型コロナのためオリンピック延期を二年としたものを、安倍首相が自身の政権期間を考慮して1年延期にしたという。どこまで安倍という人物は馬鹿なのだろうか。森さんが最低の首相だと思っていたが、もっと酷い輩がいた。真面目に大学へも行かずにコネで単位を貰って卒業した。その後、神戸製鋼も縁故で入学して真面に勤務しなかった。そういう人物が首相になって、法律無視で贔屓の検事総長を作ろうとした。その理由といえば、自身の疚しいことを握りつぶして欲しかったのだろう。二世議員が悪いとは言わないが、額に汗しては働くことを知らない連中は世間を甘く見過ぎている。菅首相にしても、オリンピックを開催した後にその勢いで解散したいというのが本音だ。オリンピックがなくなると政治的に非常に辛い状況になるから、国民の命を犠牲にして何としてもオリンピックをやる意義があるのだろうか。

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2021年5月 5日 (水)

小津安二郎の「秋日和」

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 愚生のゴールデンウイークといっても、サラリーマン時代と違いありがたみはない。そうかといって時間に拘束された時代が懐かしいとは思わない。その当時は精一杯生きていた気がする。しかし、今から思えば、無駄なことを色々気にしていたような気もする。年老いた今から思えば、つまらないことに拘っていたと思う。高齢者と呼ばれる中で、事情があるのだろうか、今でもサラリーマンをしている学友がいる。彼は名刺の肩書に拘って、いろいろ会社の説明をする。しかし、愚生にとって名刺の肩書などはインク代だけだと思っている。米国流にいえば、その人の年収が勤め人を量る価値だ。時間があるシルバーライフ時代まで、人に使われていたのでは息抜きする時間もないだろう。人は生きるために自分に合った価値観を作り出す。そして、自分を納得させる生き抜くモチベーションを保つ。彼の意識の中にまで入り込んだことはないが、学生時代はもっと闊達な奴だったとの思いがある。そして、安アパートで将来や女性のことを熱く語ったことを思い出す。古い映画だが、小津安二郎の「秋日和」という作品がある。亡くなった友人の七回忌、末亡人の妻・秋子は相変らず美しかった。娘のアヤ子も美しく育ち、すでに婚期を迎えていた。学友の三人は、アヤ子にいいお婿さんを探そうと、ついお節介心を起すが話は立ち消えになった。一方、亡くなった友人の妻は親子二人でアパートにつつましく暮している。そして、その妻の再婚という話しになった。候補者は三人の中の、やもめの平山という学友だった。平山もまんざらではない。しかし、秋子は娘に自分がこれから先も亡き夫とともに生きることを語ったという筋書きだ。こういう映画を見ると、愚生の学生時代を思い出す。先の友人を見れば、大きく変わった部分と全く変らないものもある。そして、人の一生とは何だったのかと自問したくなる。振り返れば、愚生の人生も辛かった日々はあったが、日の当たる場もあったから「良い」としよう。身の丈を考えれば、良かったと褒めてやりたい。小津安二郎監督の映画は独特の匂いがする。そのころの銀幕のスター、原節子や司葉子、笠智衆、佐分利信などが懐かしい。愚生の母は、佐分利信のことを好きだった。そして、中学生時代の数学の先生は、司葉子のファンだったことを思い出す。

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2021年5月 4日 (火)

老後のシルバーライフを盆栽でも

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昨日の続きになるが、ヤフオクに出品した黒松3鉢と皐月盆栽が完売した。捨てる神あれば拾う神ありだ。商品欄に「長年育てていた盆栽です。事情があって手放すのですが、捨てるのが可哀そうなので出品しました。盆栽は良品とはいえませんので、初心者の練習用くらいのつもりで購入してください。」という説明文をつけた。商品説明がよかったのだろうか。それとも、買い手は事情という項目を深刻に考えて同情してくれたのだろうか。いずれにしても、数時間も経ずに売れてしまった。老後のシルバーライフを盆栽でもやりながら過ごそうと考える人もいるのだろう。売り払った盆栽も20年近く前は小さな木だった。いつのまにか少しずつ大きくなった。植物も生き物だから生存競争は厳しい。愚生宅の猫の額くらいの庭でも、太陽の恵みを独り占めにしようと木は育つ。育ち過ぎて他を覆い隠すため伐採すると、隠れていた木がすくすく伸びる。その繰り返しで、しまいには背が高くなるような樹木は全て伐採してしまった。今は我を張らないアツモリソウやエビネラン、バラ、牡丹、芍薬、梅、柊、南天、コデマリ、つつじ、椿などが残っている。日本では絶滅品種のアツモリソウの地植えは不可能だと言われている。しかしながら東京郊外の愚生宅の裏庭では、十数年も自生している。エビネランやガンセキランも、特別に手は加えていないのに繁殖している。裏庭というより路地は、風通しがよく朝を除けば日陰だからだろうか。不思議だと思いながらも、この環境に感謝している。歳を重ねたため、金銭的なものや願望という物が少なくなった。そして、親離れした子供たちより身近にいるスムチのロイ君の方が愛おしい。老後はマンションに移ろうかと思うが、ペット不可という物件が多いので困る。由緒正しい血統の子犬だから、その辺の捨て猫と味噌も糞もいっしょくたにされるのは心外だ。

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2021年5月 3日 (月)

終活の一環として

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かれこれ二十年弱の間盆栽を弄っていた。盆栽を始めたのは、仕事に対するストレスから自分を解放したかったからだ。盆栽の次はバラ栽培、そして菊栽培や野菜つくりと手を広げていった。カトレアやエビネラン、ムサシアブミ、アツモリソウと多くの植物を育てた。また、畑にする宅地を買って50坪程度の菜園も作った。どのくらいの腐葉土や牛糞、鶏糞を搬入して土地つくりをしただろうか。東京郊外で、固定資産税を払っての採算を度外視した畑だった。しかし、退職後はストレスがないせいか自然と意欲が沸かなくなった。そのせいで、畑(宅地)を売却して自宅の地植えの植物と数鉢の盆栽に規模を縮小した。肥料をふんだんにやるせいで、地植えの庭の木々はどんどん大きくなった。そのつど、可哀そうだが手に負えなくなった樹から伐採していった。今の庭には、アツモリソウやエビネラン、バラ、牡丹、芍薬、梅、柊、南天、コデマリ、つつじ、椿など過去から生き残った木々が残っている。しかし、歳を重ねるうちにいずれはマンション暮らしになるような気がする。そうであれば、盆栽なども処分しなければと思ってきた。愚生も多くの盆栽を購入してきたが、図体だけは大きくなった。しかし、盆栽としての価値を下げたものが多い。水やりも億劫になってきたので、 送料程度の価格でヤフオクに出店した。売れるとは思わなかったが、買い手がついてしまった。諸費用の持ち出しでマイナスになったようだが、20年弱も水やりをした盆栽には、なにかしら愛着もあった。つくづく廃棄しなくて良かったと思う。

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2021年5月 2日 (日)

データーセンターが将来不足

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米国の1-3月(四半期)決算は非常に好調な決算だった。しかし、愚生の持株からは、そうしたことをうかがい知ることはできい。S&P500種株価指数を構成する企業の半数以上が決算を発表したが、87%が予想を上回った。しかしながら、これら企業の株価も決算発表後の取引で平均0.2%下落した。米国の5大テクノロジー企業GAFAMの決算が株価指数を押し上げるのに十分でなかったからだろうか。株価のさえない反応は、昨年の新型コロナウイルス感染拡大に伴う業績低迷からではない。その回復期待は、これまで十分に株価に織り込まれているという。もちろん、株価の上げ下げなどは後付け講釈だから何が真実なのかはわからない。どうも、テクノロジーセクター企業への期待は非常に高かったが、それほどでもなかったというのが市場の反応のようだ。ただし、愚生の一方的な予想かもしれないが、データーセンター需要はインターネットの高速化で計り知れない。単純に、5Gで従来となにが違うだろうか。まず、5G(第5世代移動通信システム)では、現在の第4G(LTE)と比べ約10倍の伝送速度が可能となる。また、同時接続できる機器もLTEの100倍となり、遅延に関してはLTEの10分の1程度だ。従来の4Gまでのシステムは、高速かつ大容量の通信を目指していた。しかし、速度や遅延時間などに問題があり、すべての要求に応えることは困難だった。例えば、クラウドサービスにアクセスしデータの分析を行っていたことが、情報をサイバー空間に蓄積し、AIが処理してフィードバックを行うことが可能になる。5Gの通信速度は、10~20Gbpsにまで向上する。インターネットで動画が止まったり、音声が途切れたりすることはない。4Gでは30秒かかっていた映画のダウンロードも、5Gでは約3秒で完了する。通信速度が向上することで、送信と受信を繰り返すことで生まれる遅延も少なくなる。4Gでは10ミリ秒ほどの遅延であったが、5Gでは1ミリ秒ほどに遅延が短縮される。これにより、リアルタイムで遠隔操作することなどが、容易でより正確になる。特に、同時接続できる端末数の増加は、(スマホやPCの通信が主に基地局に収容されている)IoTが普及すればカメラやセンサーなどのさまざまなデバイスも接続可能となる。5Gでは接続できる機器の数を1つの基地局で4Gの100倍が実現できる。あらゆるものがネットワークにつながり、IoT社会の普及を後押しする。そういう世界では、データーセンターがいくらあっても足らない。Eコマースの普及で、物流倉庫のキャパシティーが足らないのと同じだ。IoTが普及すれば、当然、取り扱われるデータ量も爆発的に増える。今クラウドサービスの世界シェアは、30%がアマゾンドットコムのAWSで、20%がマイクロソフトのAzureだ。この二社で、世界の半分のクラウドサービスを独占している。そして、その売上の伸長率がそれぞれ33%と50%だ。今から4年後を想定すれば1.3の4乗で約3倍、1.5の乗なら5倍になる。仮定の話だが、数年先には最低でも現在の3~5倍の容量に膨れ上がる。その進捗率は、いずれ株価に織り込まれてくるだろう。取らぬ狸の皮算用だが楽しみに待とう。

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2021年5月 1日 (土)

消えたワクチンは何処にあるのか

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日本政府は、国内ワクチン接種の遅れについて、供給上のボトルネックが理由の一つだと指摘してきた。しかし、EUは26日、ファイザーやモデルナの製品を含め、EU域内の施設で製造されたコロナワクチン約5230万回分の日本向け輸出が承認済みだと明らかにした。EUからワクチンが出荷された43カ国の中で最も多い量だとの発表だ。これでは、菅政権のこれまでの説明と大きく食い違う。日本向けワクチンが大量に存在するのに、ワクチン接種がされていないことになる。ワクチントラッカーによれば、接種を受けた日本国民はわずか1.3%とOECD加盟国37カ国で最も低い。(米国は37%、英国は約36%)一方、河野太郎行政改革担当相(ワクチン担当相)は、日本に届いているファイザー製ワクチンは約2800万回分だと説明した。しれが事実だとしても、愚生の住む東京都町田市では、未だに高齢者のワクチン接種はされていない。また、接種券も届いていない。いったい輸入したワクチンはどこへ消えたのだろうか。政府関係者や一部の選民された人が先行してワクチンは接種しているのだろうか。または、オリンピック・パラリンピック用にワクチンを備蓄しているのだろうか。ツイッター上では、アナリストや医師、野党政治家が「ワクチンはどこにあるのか?」と問題視している。本件に対して菅政権は真摯に答えるべきだ。また、石原伸晃のように、抜け駆けしている政治家がいるのではないだろうか。そして、ワクチン認可プロセスについても、未だにモデルナが承認されていないなど、数カ月前から判っていたことが対処できていない。菅内閣に緊急時の当時者能力がないことに飽きて果てる。消えたワクチンは何処にあるのか、腹立たしいというより呆れてものが言えない。どうも、日本のワクチン接種の遅れは、菅政権の担当能力の無さが原因だ。ところで、昨日の棋聖戦挑戦者決定戦は渡辺名人の逆転勝ちだった。やはり、永瀬王座より渡辺名人の方が一枚上手なのだろうか。前半、永瀬王座がリードしていたから残念な結果だ。三浦九段冤罪事件から、愚生は渡辺名人の人間性を含めて好きになれない。藤井棋聖には、棋聖戦で返り討ちにすることを期待したい。

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