菅首相は主権国家のリーダ失格
政府は新型コロナウイルスワクチンを4日にも台湾に提供する。台湾が緊急に求めているおよそ124万回分を送る。英アストラゼネカのワクチンは日本国内で生産が続くが、当面、公的接種で使われない。台湾は専制国家の中華帝国の横やりで、ワクチン取得を邪魔されて購入できない。そうであれば、日本で使用しないアストラゼネカ製のワクチンを、早期に台湾に援助すべきだ。思い返せば、朝鮮半島のキチガイ国と違い、台湾は東日本大震災の際、いちはやく義援金を送ってくれた。愚生なども、微々たる助力にしかならないが、日ごろから台湾産のパイナップルを購入している。政府は、その後もワクチンを複数回に分けて提供する予定だ。いずれにしても、早期に送るには二国間での直接供与しかない。台湾では7月以降は、ワクチンの生産態勢が整うと見通しだという。習近平政権とは、全く子供じみた行動規範しか持ち合わせていない。とても二十一世紀に存続する真面な国家だとは思えない。ところで、7月23日の開幕まであと50日となった東京五輪だが、緊急事態宣言が出され続ける中、菅義偉首相やIOCは、開催に突き進んでいる。日本の首相に、国民の命の安心・安全を守る気がないのには失望させられる。米パシフィック大学のジュールズ・ボイコフ教授は、「五輪貴族は優雅に滞在、終われば帰るだけ」だと非難する。そして、IOCの傲慢さを批判し、コロナ禍の東京五輪は中止すべきだと主張する。医療関係者も異口同音に五輪中止を叫ぶが、菅首相には馬の耳に念仏のようだ。馬鹿に付ける薬はないというが、改めて認識させられる。IOCの本音はどうも利権の金のようだ。彼等は、お金を貪ることが主眼で、日本国民の健康など眼中にない。五輪貴族のバッハ会長や副会長は、快適なジェット機で飛んできて、五つ星ホテルで優雅に滞在し、祭典が終われば帰る。そして、悲なしいかな菅首相は、主権国家のリーダーであることを放棄している。いい加減にしろと言いたい。自民党という政党は、もう少しましだと思っていたがクズばかりの集団らしい。昨日は疲れる日だった。別に、菅首相や自民党のことではない。愚生宅のロイさん(チワワ)のご来訪6ヶ月記念日だった。それを理由に、サザエとケンタッキー・フライド・チキンをつまみにして、ビールとハイボールを美味しく飲んだ。ロイさんは酒を飲まないから、お祝いされたといっても何の特典もない。将棋の順位戦B1リーグで、藤井聡太二冠vs稲葉八段戦を昼間から観戦した。真夜中の午前一時に、藤井二冠が投了して負けた。勝つと信じて、酒を飲んで眠いのに夜中まで観戦していたため、負けて一気に疲れが襲ってきた。愚生と藤井二冠とは赤の他人だ。どだい常勝などは無理な話だが、愚生が観戦した時ぐらいはしっかり勝ってくれと言いたい。
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