ファイザー社ワクチンの3回目追加接種
今朝、 米ファイザーは新型コロナウイルスワクチンについて、米食品医薬品局(FDA)に3回目の追加接種の許可を申請する。2回目の接種から半年経過すると、再感染リスクが高まる可能性が出てきた。また、感染力の強いインド由来の変異株(δ株)の広がりも理由だ。イスラエルでは、主に今年の1月ないし2月にワクチン接種を終えた人が再び感染している。イスラエル保健省の発表では、6月にはファイザー製ワクチンの感染および発症予防効果は64%に低下したと発表した。どうも、時間が経つとワクチン接種の効果が弱まるようだ。愚生は高齢者枠で、ファイザー製のワクチン接種を打ったため他人事ではない。ただ、ファイザーのワクチンはδ株にも高い有効性があるというから、接種から半年後くらいは有効なようだ。通常、他の感染病でもワクチン接種は、一年置き位に打つ。万年に効くワクチンなどないのだろう。イスラエルと英国のデータに基づくと、抗体レベルが下がってもなお、重症化を防ぐ効果は95%前後あるというから安心だ。ファイザーの独自調査では、3回の接種を受ければ、抗体レベルが2回接種時の5-10倍に跳ね上がり、期待される効果を発揮するという。それなら、愚生も早期に3回目のワクチン接種をしたいものだ。既に欧州など複数の国がファイザーに3回目の接種に向けた協議を打診している。菅首相は安全安心と馬の耳に念仏を唱える暇に、早期にファイザー社と交渉して3回目のワクチンを確保して頂きたいものだ。ところで、ロシアのラブロフ外相は、極東ウラジオストクで行われた講演で、日露間の本格的な平和条約交渉は1年以上行われておらず、次回の首脳会談や閣僚級協議がいつ行われるかも見通せない状況だと発言した。愚生の個人的意見だが、約束を守らないロシアと何を交渉しても意味がない。ラブロフ氏は、プーチン露大統領と安倍晋三前首相は「包括的な平和条約」を結ぶことで合意したものの、「領土問題の解決後」とは合意していないと述べている。如何に安倍首相のお頭が弱いからと言って、こんな馬鹿な合意はロシアとしてはいないだろう。ロシアには、「北方領土四島一括返還」を求め、その後に平和条約を結ぶという戦後一貫した日本国の主張を通すべきだ。
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