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2021年7月15日 (木)

労働分配率は、常に「資本家>労働者」

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東部デラウェア州ウィルミントン市の広大な土地、GM工場跡地にアマゾンの倉庫の建設が進む。GMの雇用が最大5000人だったのに対し、アマゾンの新規雇用は1000人だ。デジタル革新は、ネットを介した情報発信や検索、買い物などを通して生活を便利にする。しかし、自動車産業と比較すると、経済に与えるインパクトは大きく異なる。それは、富を生み出し分配する波及効果は、自動車など既存産業に及ばない。要するに、生み出した付加価値を給与などで還元する割合の「労働分配率」が低いことだ。自動車は1970年代に最大で70%を超えていた。ITサービスは2019年時点で約33%と全産業平均より約21ポイントも低い。労働者への利益の配分が低いことだ。一般に戦時中でもなければ、資本家と労働者の労働分配率は、常に「資本家>労働者」だ。額に汗して労働者がいくら稼いでも、その金額は資本家に分配されるよりも常に少ないという式だ。地主と小作の関係のようなものだろう。資本家は、寝ていても儲かれば労働者より余計に利益の配分にあずかるというわけだ。ビルゲイツやジェフベゾスのように、持ち株が大化けすれば気の遠くなるようなお金が転がり込んでくる。そのせいだろうか、昨今は富裕層と一般庶民との貧富の差は開くばかりだ。金持ちは、どんどん資産が増え、貧乏人はいつまで経っても貧しい。昨日、日本の最低賃金が28円引き上げられたが、こんな金額では焼け石に水だ。労働者という範疇を、サラリーマン社長にまで広げても資本家との格差は大きい。サラリーマン社長の年棒など、孫正義氏の爪の垢ほどもないだろう。ソニー創業者のバカ息子のような無駄な投資さえしなければ、お金は雪だるまのように増える。たとえば、米S&P500インデックスにでも投資すれば、ここ10年で5倍になっている。10億円なら50億円だ。元金が大きければ、年平均で4億円の含み利益になる。税引きでも3億円以上にもなる。プロ野球のトップ選手位の年収が寝ていても一生続く。愚生もそうあやかりたいが、元金がなければ絵に描いた餅だ。ところで、昨日、藤井聡太王位・棋聖に、豊島将之二冠が挑む「第62期王位戦七番勝負第2局」が北海道旭川市で指された。愚生は昼頃からAbema.TVで観戦していて、藤井王位の負けだと思っていたが、最期に逆転して豊島二冠に勝った。これで1勝1敗のタイとなった。藤井王位は3日、第92期棋聖戦五番勝負で挑戦者の渡辺明三冠に3連勝し、初防衛と九段昇段を果たした。その勢いで、王位戦でも初防衛を成し遂げて欲しいものだ。更に、叡王戦や竜王戦でも豊島二冠に挑戦する可能性がある。全部勝って、一気に四冠となる可能性も秘めている。

 

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