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2021年10月 6日 (水)

政治家や有名人子弟のコネ入社やコネ入学

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昨日は大型ハイテク銘柄が主導する形で、S&P500種株価指数とナスダック100指数は上昇した。S&P500種は前日比1.1%高の4345.72。ダウ工業株30種平均は311.75ドル(0.9%)高の34314.67ドル。ナスダック総合指数は1.3%上昇。シーズナリーカレンダーでは、10月全般は株価の変動が大きいようだ。ブラックマンデーも1987年(昭和62年)10月19日に起きた。当時、出社していた愚生は会社の売店で、暴落した株が寄らないのをテレビで眺めていた。しかし、1987年の暴落で株価は大きく変動はしたが、下げ相場には結び付かなかった。その後、日経平均株価は1990年の下げに始まり、これといった暴落もなかったが2000年前半まで下げ続けた。高値3万8915円からバブル後の最安値は7054円だ。これだけ下がると、どんな株を持っていても大損する。愚生が持っていたF社の従業員持ち株も200円台だった。高値5000円で掴んだ人は大変だっただろう。今は、当時の単位で言えば2000円位だから何とか回復した。こうした経緯を知る愚生は、日本株は買わないことにしている。例外的に買ったのは、オリエンタルランドと小野薬品工業だ。小野薬品工業株で悟ったことは、日本の製薬会社は儲からないから買わない。長年かけて開発されたオプジーボは、素晴らしい有効薬だった。しかし、薬価基準の取り決めを反故にした安倍政権は、薬価をすぐに切り下げた。これでは日本での薬品開発はできない。政府のいい加減な政策が日本の薬品開発を妨げている。真面目に大学へも行かないで、圧力をかけて卒業した安倍首相の浅はかさが透けて見える。しかし、少し弁護すれば、政治家や有名人子弟のコネ入社やコネ入学は、私立大学では昔から当たり前だった。辻井喬(東大卒)の「父の肖像」を読めば、そのくだりがたくさん出てくる。その腹違いの出来の悪い堤義明(私大卒)は、晩年になって株の違法取引で逮捕された。当時はそういう時代だったし、今のAO入試や推薦入学も同様だろう。安倍元首相に目くじらを立てて非難するのは場違いかもしれない。

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