株の10末買いで4末売り
13日の米株式市場では、S&P500種株価指数やナスダック総合指数が4営業日ぶりに反発した。米長期債利回りの低下を背景に、テクノロジー株が堅調だった。理由はともあれ、決算期が近いことが要因だろう。そして、インフレ上昇分がハイテク企業の事業に悪影響を及ぼすことなく価格転嫁が可能とみられるからだろう。米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨では、テーパリング(資産購入の段階的縮小)の11月半ばあるいは12月半ばの開始で当局者の意見がおおむね一致した。ハイテク株中心のナスダック100指数は他の主要株価指数よりパフォーマンスが良かった。アマゾン・ドット・コムやグーグルの親会社アルファベットなどで構成するNYSE・FANG+指数は1.1%高。一方、ジェット燃料価格上昇が業績への脅威だと警告したデルタ航空を中心に、航空株は値下がりした。S&P500種は前日比0.3%高の4363.80。ナスダック総合指数は0.7%上昇した。シーズナリーカレンダーでは、株の10末買いで4末売りが一番儲かると言う。今年もそうなるのだろうか。終活目的で次の住家を探しているが、所帯を持ち始めた頃の広さでは今ある荷物を収めることは容易でない。とうとう諦めて、結婚してから二度目に住んだマンション程度の広さを探すことにした。どうでもよい品も多いのだが、すべてを捨てきることは自分自身との決別のような気もするからだろうか。子供たちが所帯を持って独立し今、家にいるのはチワワの子犬だけだ。愚生は老夫婦の持ち物の多くを捨てたと思っていた。しかし、今使用している生活品を使い続けるには、ある程度の広さがないと収まらない。水ぶくれして間口の広がった生活は、容易にすぼめることは難しい。そういえば、息子達が家を出る時に、大切だと思っていた多くのものを捨てて出て行った。未来に進む者たちには、過去のしがらみが少ないのだろう。
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