マイクロソフトが圧倒的に有利
マイクロソフトの決算は、Azureクラウドコンピューティングビジネスの高い成長に支えられて好調だった。株価は4.2%急増し、上場来高の323.17ドルで引けた。ソフトウェアメーカーとしての時価総額は2.426兆ドルに上昇し、アップルの2.461兆ドルに肉薄する。マイクロソフトの株価は、今年も45%上昇した。新型コロナのパンデミックによって、クラウドベースサービス需要が売り上げを牽引したからだ。アップルとマイクロソフトといえば、過去にはマッキントッシュ頃からのライバル企業だ。アップルの時価総額は2010年にマイクロソフトを上回り、スマホで世界有数の消費者向けテクノロジー企業になった。両社は近年、ウォール街で最も価値のある会社として存続している。マイクロソフトは、活況を呈しているクラウドビジネスのおかげでアップルをしのぐ勢いだ。愚生は売り切りのハードウェアビジネスには懐疑心を持っている。最期には、価格競争となり利益率が低くなる。普及期に爆発的な数が出た後は、買い替え需要しかなくなるからだ。今は、スマホが携帯端末として定着し、スマホ持たない人は珍しい。数年前から、愚生は将来的にはサーバー管理が大変だから、情報系は確実にクラウドサービスに移行すると思っていた。また、基幹系サーバーの多くがwindowsで構築されている事実から、マイクロソフトが圧倒的に有利だと見ていた。今期の決算から、それを伺えるような気がする。また、ポジショントークになってしまったが、人はつくづく自分の都合のよい情報ばかりが耳に入る。
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