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2021年11月10日 (水)

世界一の富豪イーロン・マスクCEO

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愚生には縁のない話だが、テスラのイーロン・マスクCEOが、ツイッターで自身の持ち株の1割を売るべきかどうか呼びかけた。その結果、回答者の約58%が「支持する」と答えた。マスク氏はアンケート前のツイートで「どちらでも結果に従う」としている。マスク氏はテスラ株の約17%を保有し、その1割は約200億ドル(約2・2兆円)分にのぼる。マスク氏は株を売るのが税金を払う唯一の手段だと説明する。株式は原則、売却した際の利益に課税される。しかし、米議会では富裕層への課税強化のため、売却前の株の含み益に課税する案が検討されているからだ。日本円で約2兆3000億円相当のテスラ株を売却することで、4700億円近くの税金を納めることができるというのがマスク氏の言い分だ。しかし、オーナー経営者というのは、自分が保有する株を売りたくて仕方がない。一方、自社株を売れば、この会社は終わりだというサインだと見なされる。そういう訳で、経営者である間は自社株を売ることができない。そこで彼は、屁理屈をつけて株を売り抜こうとしている。今回は「税金を払えと言われているから株を売る」という感じの投稿だった。テスラ株は、この2年で株価が40倍になっている。愚生は完全にバブルだと思う。マスク氏がアンケートに従って売れば、テスラ株の株価は一時的には下落するだろう。このせいなのだろうが、テスラは2日連続の株価急落を受け、彼の資産は500億ドル(約5兆6400億円)も目減りした。1営業日としては米アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏が2019年にマッケンジー・スコット氏との離婚後に記録した360億ドルに次ぐ減少となった。今回の資産目減りを受け、世界一の富豪であるマスク氏は、第2位ベゾスに対するリードが830億ドルに縮小した。マスク氏は1月に初めてベゾス氏を抜いて首位の座に就き、最近では両氏の差は最大1430億ドルに拡大していた。この差額は世界4位の富豪であるビル・ゲイツ氏の資産を上回るというから驚かされる。愚生には、とんでもない金額なので想像もつかない。千円札にアイロンをかけながら、来週の精算に備える身には呆れてものが言えない。

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