「仏の顔も三度まで」
「仏の顔も三度まで」という諺がある。愚生は決して温厚な性格ではないからこれには当たらないかもしれない。愚痴になってしまうが、大学時代から付き合いのあるM君とのことだ。還暦過ぎた昔の友人同士で温泉へ時たま行く。愚生は時間にルーズで、これまで度々問題を起こすM君を誘わなかった。グループでどこかに行くとなると、ある程度他人に配慮した気配りがなければまとまりがつかない。眞子親王のような自分本位で物事をとらえて、権利だけを主張する人物は扱いにくい。というか疲れるのでかかわりたくないからだ。M君ときたら、学生時代から卒論の期限を過ぎて留年しそうになった。また、自動車教習所でも仮免を取った後、放置していて期限切れとなりかけた。M君は学生時代も約束にルーズなめ、クラブの合宿には行ったことはなかった。周りの友人達からも、かかわらない方がよいと助言をうけたこともある。しかし、地縁も血縁もなく、知る人もいない土地では友人を選別することはできなかった。M君は彼の学友とトラブルを起こすと、愚生のアパートに来て愚痴っていた。彼の属する農学経済学科とは、暇な連中が多いのかとおもった。愚生の住むアパートの隣室にもその学科の先輩がいたが、やはり暇そうだった。そういう問題だらけのM君だったが、愚生とは比較的に馬が合った。そういう訳で、疎遠な付き合いだったが長かった。前回、温泉旅行に誘わなかったので一人で箱根に行ったというので気の毒に思った。今回、同情して誘ったところ行くという。しかし、連絡手段にラインメールを出しても読まない。また、電話をかけても、忙しいと折り返し電話もくれない。とうとうハガキで連絡する始末だった。手がかかるにも程度が過ぎると後悔した。しかし、彼のために電車の指定席の予約や旅館の宿泊人の変更はしなければならない。ほっておこうと思ったが、念のために確認電話を入れた。ところが、感謝されるどころか一度行くと言ったから行く。信用できないのかと怒るありさまだ。彼の生きざまを見ていて信用などできるはずがないから、愚生から今回の旅行は参加しないで欲しいと断った。頭に来たので、住所録からも削除した。よくこんな奴のカミさんが勤まる女性がいるのかと思っていたが、最近は電話口に出たことがない。どうも離婚か別居しているのかと穿った見方をしたくなる。
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