引っ越し業者の見積もり
ソフトバンクグループが反落して安値を更新している。今も、5,464円で前日比▲135(-2.41%)まで売られている。アリババ株の時価総額が年初から半値になったことが響いているようだ。更に、含み益がある半導体設計子会社の英アーム売却も暗雲が漂っている。売却先の米エヌビディアのCFOが決算発表に関連したコメントで「英アーム買収を巡って米連邦取引委員会(FTC)が懸念を示している」と言及したからだ。英アームの売却については、2020年9月にエヌビディアと合意したと発表した時点で、取引完了には各国の規制当局の承認が必要で約18カ月かかる見込みだとしていた。売却計画が進展せず、資金調達が先延ばしとなる可能性が大きいこともソフトバンクグループ株が売り優勢となる要因だ。ソフトバンクにとってはホークスも優勝を逃し、弱り目に祟り目だ。とこりで、愚生の私事に関わることだが、引っ越し業者の見積価格はいい加減なものだ。S引っ越しセンターから35%引きという見積もりをもらった。少し高いと思ったので、A引っ越しセンターに指値で見積もると、Sの32%の見積価格だった。更に、関東中心のF引っ越し業者は、A社の20%安の価格だった。要するに、F社の見積価格はA社の45%引きにもなる。それだけ値引きしても、引っ越し業者には利益が出るようだ。引っ越し業者各社は、彼等が抱えているトラックを動かさなくても減価償却が発生する。そして、正社員はともかく、非正規労働者の賃金は変動費であり時給1000円程度だ。固定費とする正社員の給料や建屋管理費は、売り上げがなければ費用として付ける項目がない。経理上赤字でも、ガソリン代や非正規雇用者に支払う変動費より受注単価が高ければ仕事を取った方が得になる。そう考えれば、もっと値引き要求が可能だったかもしれない。昨今、転勤などの引っ越し需要がない少ない時期には、業者には申し訳ないが、必ず3社くらいの相見積もりを取った方がよい。
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