キリストの誕生日は冬至の日
今日は24日のクリスマスイブだ。愚生はクリスチャンであるから、キリストの誕生日は冬至の日と決めたことを知っている。生まれたばかりのイエスを訪うのは、マタイ伝では「占星術の学者たち」で、ルカ伝では「羊飼いたち」だ。羊飼いはともかく、「東方の三博士」というが如何わしい魔術師というほうが相応しい。特に「褐色の肌の人物」は、後に次第に黒人として解釈されるようになり、さまざまな人種・民族を統治統合するキリスト教の理念となったようだ。マルコ福音書とヨハネ福音書にはイエスの誕生物語については書かれていない。一方、「マタイ」と「ルカ」には、イエスの誕生に関する詳細な物語が描かれている。処女懐胎やイエスがベツレヘムで生まれたといういわゆるクリスマス・ストーリーは、マタイとルカを融合させたものだ。いずれにしろ、冬の寒い時期に羊の放牧などありえないから、イエスの誕生物語は後世に書かれたのだろう。ところで、クリスマスイブが近づくと一年も終わった感がある。勤め人時代は、取引先の海外がクリスマス休暇に突入するから仕事にならなかった。米国の株式市場のファンドマネージャーも同様だろう。取引が少ない中、個人が細々と商いをしているのだろうか。愚生にとっては、今年は新型コロナ禍のなかだったがよい一年だった。来年も続くことを願うばかりだ。
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