例年12月に相場が上昇する
米国株式市場は、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」を巡る懸念が後退したとのことで、ナスダック総合指数を押し上げた。インテルは自動運転技術を開発する子会社上場を好感して3%上昇した。米ファウチ首席医療顧問は記者会見で、初期のデータに基づくと、オミクロン株は感染力が強いものの、毒性は低い可能性があると述べた。どうもオミクロン株で死亡者が出ないのなら鼻かぜのようなものなのだろうか。昨日の株式市場の上げは、いろいろな要因があったのだろうが、シーズナリーチャートから言えば、例年12月に相場が上昇する「サンタクロースラリー」だと思いたい。投資家の不安心理を示す恐怖指数(VIX)は、前週に記録した約10カ月ぶり高水準から低下した。S&Pの主要11セクターはいずれも上昇した。半導体銘柄ではインテルのほか、エヌビディアが7.96%、NXPセミコンダクターズとアプライドマテリアルズが6.5%、それぞれ上昇した。ナスダックでは、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3.37対1の比率で上回った。例年、米国市場は12月から1月に大きく上げるので、今年もそう期待したい。ここの所、不安定な状態で振り落とされた投資家もいるだろうが吉凶はまだ判断できない。終活の引っ越しも控えているため、何かと騒々しい年末を迎えることになった。干支の数だけも生きるかどうか知らない。残りの頃時間は、貴重なことだけは確かだ。
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