愚生は足腰がたつのは75歳ぐらいまで
今日は、渡辺明王将に藤井聡太竜王が挑戦する第71期王将戦七番勝負第2局が、高槻市の温泉旅館「山水館」で始まった。角換わりの相腰掛け銀から互いに長考を繰り返し、激しい応酬の1日目だった。立会の谷川浩司九段が藤井竜王の封じ手を開けると、コンピューターの示す予想通りの最善手「3五銀」だった。この封じ手は控室でも本命視されていた一手だ。やはり、長い時間の将棋で藤井竜王に勝つのは容易ではないようだ。愚生の予想では、第二局目も藤井竜王が夕方にも勝つと思う。愚生の棋力では優劣を計り知れないが、コンピューター評価値からの受け売りだ。対局者と違い傍観者はコンピューターの指し手を見て気楽に論評する。将棋観戦もすいぶんと違ったものになった。王将戦は、なぜかAbema.TVでは放送されない。そのため、毎日新聞のURLから将棋盤面を見て、ユーチューバーのlive放送をネット観戦している。讀賣新聞の竜王戦や順位戦、叡王戦はすべてAbema.TVから無料で見られる。経営が苦しいからなのだろうが、毎日新聞には一言いたくなる。巷では、株式市場が荒れて大騒ぎしている。しかし、もう株は売り切ってしまった愚生には、今後の事と言えば引っ越し後の余生しか頭にない。ただ、今のM市に足掛け32年も住んでいたため、新しい場所に愚生が馴染むかは心配だ。愚生は足腰がたつのは75歳ぐらいまでだから、私的な旅行もそのあたりまでだと思っている。そして、旅行会社の団体ツァーに同行できるのは70歳までだと思う。愚生も散見したが、年老いたツァー客が他の同行者の足を引っ張り、ひんしゅくを買うからだ。この新型コロナ禍で、少し早めだと思いながら。これまで頻繁に旅行をしてきたことが吉となった。はっきり言って、どうしても旅行に行きたい場所はもうない。ただ、愚生の母や義母などは、老後は自分の思いと違う人生を送っている。そう考えると、後で後悔しないように限られた余生を大切にしようと思う。
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