人生とはこのようなもの
愚生だけだろうか?今日で引っ越し5日目だが、もうマンション暮らしに馴染んでしまった。心配だったチワワのロイ君も愚生同様に環境変化に適応している。生き物というものは、ずいぶんと強いものだと思う。ロイ君などは、1ヶ月かそこらで親から引き離されて、ペットショップのケージの中で育った。愚生の前に何人もの客に抱かれたかはしれないが、最終的に一匹で愚生宅に来ることになった。その時でも生後4ヶ月にも満たなかった。カミさんに抱かれてはいたが、ペットショップから来るときは体が震えていた。環境変化が怖かったのだろうか。しかし、1週間も経たないうちに家の主になった。今では、小さいから体だが、知らない人がくると大声で威嚇するように吠える。いつの間にか愚生宅の群れの番人のようになった。そのような厳しい環境変化に適応してきたロイ君にとって、戸建からマンション暮らしなど、大した変化ではないようだ。今回は、一人ではなく1年以上も一緒に暮している爺も婆も同伴している。愚生自身を振り返れば、故郷をたって大学時代はアパート暮しをした。地縁血縁のない地域だったため、腐れ縁が断ち切れてうれしかった半面、誰一人知る人もいなく寂しさはあった。その後、4年間過ごして慣れ親しんだと思った頃に、入社ということで見知らぬ土地の社員寮に入った。また、一から知人を作ることになった。入社当時を振り返れば、辛かったことの方が多かった気がする。ただ、学生時代にも同様の経験をしていたため、大学へ自宅通だった人達よりは抵抗力はあった。その後、結婚や子育てもしたが、その子供たちも巣立ったあとは、愚生同様に親を振り返ることはない。寂しい限りだが、人生とはこのようなものなのだろうか。終活を意識して、住環境を変えるひとは少なくないだろう。今日できることを、明日できる保証はないからだ。
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