母の柔和な寝姿を見て
昨日の米株式市場は続落した。一方、米国10年債は利回り1.73%と上昇した。S&P500種株価指数は直近5営業日で4回目の下落となった。S&P500種は前日比0.8%安の4328.87。ダウ工業株30種平均は179.86ドル(0.5%)安の33614.80ドル。ナスダック総合指数は1.7%と大幅安だった。やはり「有事のドル買い」というわけで、米10年債が買われているようだ。金利低下で株式市場にはプラスに働くのかとおもいきや、株価は続落して冴えない。また、有事は逃避先として金に資金が向かうのだろうか。ニューヨーク金先物相場は続伸し、週間でも大幅高となった。世界はロシアの侵略で混とんとしているが、愚生ときたらその真逆に立っている。一昨日は、長野県の介護施設に居る母の慰問。昨日は、母にパジャマを送った後、カミさんの医者通いのアッシー君だった。帰りがけに、ニトリに買収された島忠の家具屋でテーブルを購入した。島忠は初めてだったが、品物はニトリと同様のもので安かった。引っ越し前は、以前住んでいた戸建で使ったテーブルを使うつもりでいたが、さすがに大きすぎて持て余した。やはり、身の丈というか広さに合ったものに買い替えることにした。家具を買うのは久しぶりだった。デフレが進んでいるのだろうか、ずいぶんとテーブルなどは割安な感じがした。家具屋と言えば、大塚家具がヤマダ電機に身売りした。その結果、ニトリ一強のようになったのだろうか。大塚家具の親子の争いは、周りで観ていても感じの良いものではなかった。そして事実上の倒産となれば、一体何だったのだろうか。終活を迎える愚生は、最近はお金儲けに興味は無くなった。仮に儲けたとしても、光の向こう側に持っていくことはできない。息子たちには、それぞれ家を持たせたことで、あとは楽しく人生を過ごして欲しいと思う。愚生自身を振り返っても、自分の家族のことが最優先で親の心配をすることは少なかった。最近になって親の投資先を評価すれば、はっきり言ってドブに金を捨てるようなものだと思った。贔屓目で見れば、戦中戦後を生き抜いた両親には、頭の中はインフレーションしかなかったのだろう。土地神話が骨の髄までしみ込んでいたようだ。しかし、母親に「戸建てを買う時は土地を見ろ」と言われたことは参考になった。他の格言では、眼鏡三つ折り、薬九層倍というのも習った。先祖の元に行こうとする母の柔和な寝姿を見て、そう長くはないとつくづく感じた。その母がよく歌っていた「四季の雨」を聞くことが多い。
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