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2022年4月25日 (月)

不動産は暴落すると思うが?

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虎ノ門五丁目

先週、愚生は私用で新幹線を使うことがあった。土曜日ということもあるのだろうが、車内は満員のため自由席で立っている人もいた。コロナ感染が収まる兆しのないなか人出が平常に戻った観がする。むろん、企業ではテレワークが進んでいるだろうから、愚生の目線では測り切れないかもしれないが。また、米国の国内航空機登場者もコロナ前に比べ92%というから、多少の違いはあっても各国とも同じ傾向のようだ。2020年2月くらいから始まった外出自粛もそろそろ我慢の限界なのだろう。3回目のワクチン注射を上皇后様より一日早く打ったという愚生の自慢も、どうでもよくなってきた。コロナ禍で所得が減っているはずだが、円安の進行で物価は跳ね上がっている。一方で、首都圏のマンション需要は活況をていしている。上がったものは必ず下がると思っていたが、日銀が低金利を保持している間は変わらない気がする。貿易収支が赤字になった日本では、金利上昇は財政破綻を招く。ただ、インフレの進行で今の低金利がいつまでも続くことはないだろう。愚生の友人にも不動産を資産として勘定に入れている人は多い。しかし、自宅は売れないから資産ではないだろう。また、旧耐震のマンションは需要はないだろうから売れないだろう。なぜなら、建設会社やマンション分譲会社が存続する限り、新築マンションがどんどん建設される。そう言う状況下で、特別な理由もなくわざわざ旧耐震のマンションを買う人はいない。廃墟となった古い団地などは、再開発されるまで放置されるしかない。雇用促進住宅の一括売却では、売却価格が1戸当たり60万円というから呆れる。こうなるとマンション価格を推し量るには、リノベ済みマンションから1000万円引いた値が再販業者の仕入れ価格だろう。愚生の友人にも、「金利が上がれば不動産は暴落する。売れるうち処分しないと、大きく資産価値が下がる」と口を酸っぱくして言ってきた。しかし、馬耳東風といったところだから、暴落して手に負えなくなるまで気づかないだろう。

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