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2022年4月22日 (金)

悲しいかなコンピュータシステムの世界

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愚生は中国製の格安スマホに切り替えたせいだろうか。急にZTEスマホの中国化率が気になった。ZTEのことは分からないが、米国の制裁を受けた華為技術(ファーウェイ)を分解したところ、部品の4割が米国製だったという。ファーウェイは、米国の制裁を受けて半導体や電子部品の調達ができなくなり、2020年11月にスマホ部門を分離した。ファーウェイが製造していた2020年モデルと比較すると米国製が1割から急増した。やはり、高速通信5Gに使う半導体などの中核部品は米国製に頼っているようだ。部品価格を積み上げた原価は計217ドル(約2万8000円)で、国・地域別シェアで一番高かったのは米国の39%。メイン半導体や5Gの通信半導体といった中核部品が中国製から米国製に変わった。特に前モデルではファーウェイ傘下の海思半導体(ハイシリコン)がつくっていたメイン、通信用、電源制御用の半導体などが、ほぼ全て米クアルコム製に置き換わった。今回分解したモデルではハイシリコンは姿を消し、日本製の部品以外はほぼ全てクアルコムと米半導体大手のコルボの部品に置き換えられた。調達を米国製に変えた背景には、中国が半導体の内製化を進めつつも、高機能製品では十分な量を確保できなかったようだ。原価の高い主要部品は、ディスプレーのみだった。日本部品の比率は約16%で、ソニーグループのカメラの画像センサーや、村田製作所や太陽誘電、TDKなどの通信用部品だ。特に高精細カメラなどは、世界的にもソニーの独壇場だ。メモリー関連は米マイクロン・テクノロジーが採用されている。米国半導体に依存する中国のスマートフォンメーカーは多い。中国スマホの大手も原価の4分の1以上を米国製部品が占める。中国製と言っても、OSは米グーグルの「アンドロイド」だ。実際、OSというものは英語などと同じ文化に等しい。現実にグーグルが世界シェアの7割を握っているかぎり、それから脱出することはできない。OSは利用者が多いほどアプリケーション・ソフトウエアが多い。端末の高機能化とそれに伴うソフトの開発スピードが速まる中、メーカー独自OSでは通用しない。マイクロソフトもパッドの新製品でWindows非互換のOSを搭載した製品が売れなかったことが証明している。中国メーカーは組み立て中心で、基本的なプラットホームを米国に寡占されているため競争にならない。悲しいかなコンピュータシステムの世界は、言語は英語、パソコンはWindows、スマホはandroid、基幹はIBM-OS、技術系はLinuxとプラットホームOS決まっている。それ以外を探したとしてもニッチな市場しかない。

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