不動産屋も株屋に通じる
27日(金)の米株式相場は続伸した。S&P500種は月初来の下げを埋め、週間ベースで2020年11月以来の大幅上昇を記録した。米国株を中心に世界の株式ファンドへの資金流入が増え、流入額は過去10週間で最大となっている。ナスダック100指数は主要株価指数の中でも上昇が目立ち、アップルとテスラの上昇率は4%を超えた。前日発表した決算で売上高が市場予想を上回ったデル・テクノロジーズも急伸した。上げ理由は、機関投資家による5月末のポートフォリオ調整が相場を押し上げたという。そうであれば、テクニカルな上げのため後続は期待できない。まだ、押し目買いの域を拭えないきもする。この日発表された米経済指標の消費者マインド指数は、約10年ぶり低水準だった。米国債市場では債権が買われ、10年債利回りが2.74%まで低下した。月曜日はメモリアルデーの祝日だ。3連休を控え、空売りの買戻しが入った可能性もある。いずれにしろ、理由はともあれ、愚生は株が上がることはよいことだと素直に喜ぶ。金利が下がったことで、ニューヨーク金先物相場は続伸した。ただ、FRBが景気後退を回避しつつ、金融引き締めを進めることが可能なのだろうか。米国株ダウの8週連続での下落は1932年の世界大恐慌以来最長だという。S&Pとナスダックの7週連続での下落も、ドットコム・バブルがはじけた2001年以来の最長だった。ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を6.49対1の比率で上回った。ナスダックでも4.13対1で値上がり銘柄数が多かった。3連休明けの米国市場はどうなるのだろうか。Sell in Mayも明けたことで、新しい風が吹くのだろうか。ところで、昨日、馴染みの不動産屋から愚生の持つ土地を売らないかというが来た。既に息子に譲ってしまったため売る物はないと断った。不動産屋によると駅近のマンションや戸建住専地域の土地が上がっているという。やはり、東京区部でのマンション上昇が郊外にも押し寄せているのだろうか。上がった物は必ず暴落すると不動産屋に言うと、それは困るからそんなことは起きないと否定する。どうも不動産屋も株屋に通じるところがあるようだ。
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