平和ボケの立憲党
イスラエルは、ナチス・ドイツの独裁者ヒトラーに「ユダヤ人の血が流れている」とするロシアのラブロフ外相発言に対して反発した。イスラエルのベネット首相は声明で「このような嘘は、ユダヤ人に対して行われた歴史上最も恐ろしい罪についてユダヤ人自身を非難することを意図している。」と批判した。これは、イタリアのテレビ局が、ウクライナのゼレンスキー大統領がユダヤ系なのに、「非ナチ化」するというロシア側プロパガンダの矛盾を突いた。これに対して、「ヒトラーにもユダヤの血が流れていると思う」とラブロフが言ったことからだ。ドイツ政府も「ばかげたプロパガンダ」だと批判する。愚生は諸悪の根源は聖書だと思っている。新約聖書はパウロ書簡から成っている。そのためパウロ経と言っても過言ではない。聖書の中ではサドカイ派やファリサイ派が繰り返し批判をされている。そして、キリストを磔刑にしたのは彼らだと批判する。しかし、イエス自身がユダヤ人だという事を知らない人は多い。また、映画の中に描かれるイエスもアシュケナージの白人だ。ところがイエスは、中近東に住む有色人でユダヤ人だということが一般に知られていない。旧約聖書まで読めば、ユダヤ人を殺すことは神に祝福されると勘違いしてしまうかもしれない。こういった間違いが根底にあるため、キリスト教をよく勉強していない人には理解不能だろう。いずれにしろ、人種差別主義者で民族をホロコーストに追い込もうとしたヒットラーは悪い奴だと思う。ただプーチンのように主義主張もない盗賊紛いで臆病な輩は、もっと悪い奴だと思う。ところで、憲法記念日の3日、東京都内で集会が開催された。その中で、立憲民主党の奥野総一郎衆院議員は、「ロシアよりも許せないのが今の与党だ。どさくさ紛れに、ウクライナの問題をだしにして、改憲に突き進もうという姿勢は許すわけにいかない」と批判した。「なんとしても改憲勢力、憲法改正の発議に必要な3分の2を切らせるように野党で共闘しながら戦っていきたい」と述べた。お隣のロシアが攻めてきたときに無条件降伏するという平和ボケの立憲党には呆れてものが言えない。維新の橋下徹もそうだが、彼等の無責任で短絡思考の発言には主義主張が狂っているとしか思えない。
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