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2022年6月22日 (水)

日銀が債発行残高のほぼ50%を保有

Nihonkokusai
昨日の米株式市場はS&P500種は2.4%高と上昇した。テクノロジー銘柄の多いナスダック100指数は2.5%高。先週、暴落して時価総額で約2兆ドル(約273兆円)が吹き飛んだS&P500種株価指数は、この日は大幅高となった。一方、円は対1ドル136円台後半と24年ぶり安値をつけた。引き締めにかじを切った各国の中央銀行と日本の金利差が要因だろう。FRBがインフレを抑制するため利上げを実施して以来、S&P500種は年初から21%下落した。バイデン米統領は、米国の景気後退は不可避という。S&P500種株価指数がさらに20%下げると予想する弱気派アナリストもいれば、既に最悪期を脱したと説く強気派もいる。そうした中、強気のアナリストは、S&P500種が21日の上昇後もさらに40%程度上げるとみている。その理由は、米国が景気後退に陥るとは考えていないという見方だ。愚生には、どうなるかは知る由もないが株は上がって欲しい。ところで、ブルームバーグ記事に、日銀の国債購入加速、保有規模は「ルビコン川」超えに近づくという記事があった。日銀はイールドカーブコントロールを通じ、日本国債発行残高のほぼ50%を保有している。2001年に一時的措置として量的緩和を開始した際には、想像もしなかった量だ。国債市場でこれほど多くを保有している主要な中央銀行は他にない。ルビコン川という閾値は、国債発行残高の50%を超えて保有することのようだ。そうなれば日銀が日本国債市場そのものになるからだ。日本の民間セクターは国債を大量に持っている反面、株式保有を抑えている。仮に、インフレが制御不能になる兆しが生じれば、国債からインフレに強い株式へと資金がシフトする。その結果、金利が上昇(国債が暴落)して国債を大量に持つ日銀や邦銀が大損する。日銀は債務超過に陥り、邦銀は破綻に陥る可能背がある。やはり、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」とほどほどにすべきなのだろう。

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