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2022年7月 4日 (月)

投資・投機・消費・浪費

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米連邦準備制度理事会(FRB)は6月に、0.75%という大幅な利上げをした。景気に多少の犠牲を強いることになっても、インフレ抑制を優先する姿勢だ。ただしその間、経済成長率は2%に届かず、失業率も毎年緩やかに上昇する予想だ。金融緩和から利上げで余剰資金が流入していた仮想通貨も大きく暴落している。米マイクロストラテジーが2020年夏にビットコインを大量に購入し始めた際、CEOはその理由としてインフレが現金を無価値にするからだと話していた。しかし、購入を続けたビットコインの価値は下落して4-6月末時点で、前期比約4600億円も含み損を抱えた。ビットコイン下落は同社にとって有価証券と同様に新たな評価損となる。その多額の減損費用の計上予測から同社株は第2四半期に66%安にもなっている。愚生はお金を使うことは、投資・投機・消費・浪費のどれかに当てはまると考えている。やはり企業は、真っ当な本業で汗をかいて儲けるのが本筋だ。ソフトバンクなども通信キャリア以外は投資と言うより投機に近いと思う。そう考えると、とても買う気にはなれない。不動産投資でも、キャピタルゲインを全く考えない場合は投資と言えるだろうか。いくら賃貸料の利回りがよいといっても、売却できない地方の不人気物件を買う気にはなれない。自宅不動産の場合は、消費になるから愚生は資産だと思っていない。そして、年老いてからは身の丈に合った住まいで十分だと思う。そのせいだろうか、田園調布や成城、松濤、青葉台などのブランドに全く興味が沸かない。

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