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2022年7月29日 (金)

クラウドサービスを基盤として持つ企業

2020042901
アップルの4-6月期業績売上高は2%増の830億ドル、市場予想828億ドルの予想をわずかに上回った。プライチェーンが業績に打撃を与えるとの懸念は杞憂だったようだ。1株利益は1.200ドルで市場予想の1.16ドルを上回った。確かにiPhoneの中を分解すれば、集積回路以外は空間とバッテリーしかない。傍目からは高値で売るからアップルが儲かってしようがないと読み取れる。最近、愚生はアンドロイドスマホを使いだしたため、アップル製品を高値で買う馬鹿らしさを痛感する。ただ、Mac(マック)やウエアラブル端末などのアップル製品は予想に届かなかったという。また、アップルの主要成長分野であるサービス事業の収入も予想をわずかに下回った。今回の決算発表で、投資家は安心したのだろうか、時間外で3%程度アップルの株価は上昇した。一方、米アマゾン・ドット・コムが発表した第2・四半期決算は、売上高が市場予想を上回った。その結果、引け後の時間外取引で株価は13%も上昇し、時価総額は1500億ドル余り増加した。同社発表によると、翌日配送が可能な商品は約2倍に増加した。7月の有料会員向けセール「プライムデー」は販売数量が過去最多となったという。愚生はめぼしい物がなかったため、何も買わなかったが。儲け頭のクラウド事業「アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)」の売上高は197億ドルと、市場予想の195億ドル強を上回った。アマゾンの収益の頭になったAWSが好調な間は、業績に陰りは見えない。アマゾンやマイクロソフト、そしてグーグル(アルファベット)などクラウドサービスを基盤として持つ企業は、今後もこの分野の市場拡大が止まないため、業績の陰りは少ないだろう。我田引水というか、何時も愚生の予想はポジショントークになってしまいがちだ。

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