他人の仕業で溜飲を下げる
昨日は、散々な日だった。朝から大谷翔平君の快投を期待してテレビ観戦した。6回までは胸のすく思いの好投だった。しかし、あまりにも味方の無策と不甲斐ない攻撃で落胆したのだろうか、ついに力尽きて7回につかまってしまった。大谷君には気の毒だとは思うが、また頑張って頂きたい。そう思いながら気持ちを切り替えて、将棋のアベマ団体戦を午後7時から観戦した。森内九段・藤井猛九段が、各2連敗して早々に予選落ちした。藤井聡太君も1勝1敗と振るわなかった。藤井君は王位戦や棋聖戦の防衛で忙しいが、他の二人は暇なはずだ。弱いというより、やる気がないとしか映らなかった。藤井五冠は、来年度の戦いには、もっと若手で生きの良い棋士を選ぶべきだ。朝から踏んだり蹴ったりのすぐれない気分だった。しかし、他人の仕業で溜飲を下げるなど虫が良い話だと思うと、彼らには同情する。大谷君には次回を期待したい。藤井君には、王位戦の豊島九段を早々にかたづけ、棋王戦の挑決を勝ち上がって頂きたい。ところで、大リーグ専門局「MLBネットワーク」の看板記者ジョン・モロシ氏は、自身のツイッターで「複数の大リーグ球団がエンゼルス・大谷のトレード移籍交渉を持ちかけているが、エ軍は8月2日(同3日)のトレード期限までに放出する計画はないと話している」との情報があった。大谷君は来季終了後の2023年オフにFAとなる。エ軍は同24日時点で借金15の地区4位と低迷し、2014年以来8年ぶりのポストシーズン進出は絶望的だ。大谷のFA前の移籍が実現すれば見返りに有望株5選手程度、あるいはそれ以上も期待でき、長期的にエ軍にメリットが大きいという見方もある。愚生は大谷君には、もっと強いチームに移籍してもらいたい。いくら頑張っても、孤軍奮闘では自己実現には限界がある。松井秀喜氏が強いヤンキースから移籍した後、エンゼルスや他球団で打てなくなった。やはり、弱いチームに移ると成績は悪くなる。大谷君は球宴前日の18日に、エンゼルス残留への思いを問われた際に「僕の気持ちというよりは、球団がどうするか。ペリー(ミナシアンGM)がどう考えているかも分からない。チームが勝つことに集中したい」と話しているが、心の中ではエンゼルスを出る気なのではないかと思う。そうであれば、大谷君は早期にエンゼルスから移籍すべきだろう。
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