勝てないエンゼルスに長居は無用
ユーチューブでは、エンゼルスの大谷翔平君のトレード話で持ちきりだ。トレード締め切り時間が米東部時間の2日午後6時(同3日午前7時)に迫るからだ。ネビン監督代行は大谷の次回登板が3日になることを発表したが、米記者から「大谷のトレードはないということか」と質問が飛んだ。これについて、ネビン監督代行は「自分は蚊帳の外だ」そうだ。監督の権限は、MLBではずいぶんと限られているのだと痛感する。米国メディアもいろいろとトレードについてコメントするが、日本の取材もしないユーチューバー連中も受け狙いで聞きかじりの動画をアップしている。生活のためなのだろうが、彼等に正業があるのかと疑いたくなる。その中には、鼻つまりで発音が聞き苦しい酷い内容のものもある。ところで、大谷君本人はメジャーの移籍について「残りたいかどうかというより、やることをやるしかない。」といたって冷静だ。愚生の意見だが、大谷君は高校生時代からワールドシリーズ優勝と言う目標を掲げていた。そう考えれば、いくら好きな球団だと言っても、お金に執着心もないからエンゼルスには残らないと思う。勝てないチームで時間を浪費したくはないだろう。晩年、イチローもそれに気が付いてヤンキーズに移籍した。しかし、単打の老いた外野選手は、守備要因やベンチを温める機会が多かった。そして、優勝もしないでヤンキーズを追い出された。大谷君には、その二の舞いになって欲しくない。日本人選手で、ワールドシリーズで出場登録され、優勝したのは過去8人いる。伊良部(ヤンキース)井口(ホワイトソックス)田口(カージナルス・フィリーズ)松坂、岡島、上原、田沢(レッドソックス)松井秀(ヤンキース)がいる。また、決定戦までいったチームに松井稼頭央(ロッキーズ)がいる。勝負の世界で、一度も優勝経験かそれに近い感激を味合わないことは空しい。勝負ごとだから、勝つためにすべてのことがある。過程ではなく、結果が必要な世界だ。いずれにせよ、お金の問題でないなら大谷君が勝てないエンゼルスに長居は無用だろう。
| 固定リンク
「スポーツ」カテゴリの記事
- 日本代表がスペイン代表に2-1で逆転勝利(2022.12.02)
- 大谷ロスという言葉(2022.10.08)
- MLBが百家争鳴なのは結構なこと(2022.09.03)
- エンゼルスの売却は確実(2022.08.24)
- 観戦をしていた人達は溜飲が下がった(2022.08.18)
コメント