先が見えないから頑張れた
愚生だけかもしれないが、野球のTV観戦はライブ放送でなければおもしろくない。例えば負けた試合を改めて時間をかけて見る気はしないだろう。そう思い、眠くともライブ放送で見たいため、今朝にカナダ・トロントで開催されるエンゼルスvsブルージェイズの放送予定を調べた。NHKは録画で日本時間の9時からの衛星放送だ。結果が分かった試合なら、たとえ勝った試合であってもインターネットのダイジェスト版で十分だ。Abema.TVでも放送されているが、プレミアム会員だけだという。サイバーエージェントの藤田さんには、いいかげんにしろと言いたくなる。インターネット放送はコンテンツが揃っているアマゾンプライムだけで十分だ。Abema.TVごときにわざわざお金を払う気にはなれない。そう思ってMLB.comを調べれば、画面は傾いているが無料で観戦できる。ただ、英語放送なので半分くらいしか聞き取れないが、映像だけでも野球の試合は十分理解できる。便利になったものだと感心しながら、朝の四時からfireTVで観戦した。結果は大谷君のホームランもあって勝った試合だった。これで今日一日の溜飲が下がる。期待されて結果を出すという事は大変なことだとつくづく思う。昨日はダルビッシュも勝って11勝となった。一方、菊池雄星君は敗試合の中継ぎ登板だった。また、有原航平もタイガース戦で打たれているから二軍行きになりそうだ。筒香はブルージェイズの二軍というから、勝ち組と負け組では天地の差だ。アスリートだから、最高の場で自分を試したいだろう。彼らは金勘定抜きで、晩年になってMLBに挑戦しなかったことを悔やまないために挑戦したのだろう。日本に限らず、米国でもドラフト指名されても、下から一軍に這い上がるのは容易なことではないようだ。甲子園で活躍してドラフト指名されても、一軍まで上がれない選手は多い。若い年齢で早々と人生を挫折してしまった後、どう生きていくのだろうか。そう考えると、MLBの挑戦者たちは日本野球界では勝ち組なのだから恵まれているのかもしれない。愚生も晩年になって、若い頃を振り返るがもう一度戻りたいとは思わない。なぜなら、先が見えないから夢中になって頑張れたからだ。
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