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2022年9月23日 (金)

自分が優れていると奢っているだけ

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FNNで「年金を聞いてみたら」という定期的なレポート番組がある。その中で、通りでインタビュー調査に答えた中に「元女優」という人がいた。愚生より若い世代の人たちが見るドラマの「ウルトラマンシリーズ」に出演していたという。因みに、愚生の時代は「チロリン村とくるみの木」「ブーフーウー」などだった。その元女優さんは日活に所属していたらしく、29歳で引退して喫茶店経営で生計を立てていたという。年金額から推測するに、サラリーマンだった旦那の遺族年金を受給しているような額だった。老いても、どこか元女優さんだったような感じはした。他人の懐具合を覗くという「年金を聞いてみたら」レポートは、何回も特集が組まれているから人気シリーズのようだ。古希近くになった愚生も、それほどお金の心配をせずに老後を暮らせることに感謝しなければと思った。とはいっても、爪に火を点すような生活だが・・・・・。いろいろ不満があっても、日本はロシアのように頭のおかしい為政者がいないだけでましだ。隣国に攻め入って、破壊尽くしていったい何を得たいのだろうか。多くのロシア国民はウクライナ戦争を支持していたが、今回の国民動員令で、自分自身や身内が戦争に駆り出されるとなると一斉に抗議デモが起きた。総論賛成でも、利害が自分に関係すると、物事の善悪など二の次になるようだ。平和ボケした日本人は、海外から敵が攻めてくるなど思いもよらないらしい。プーチンを礼賛していた政治家たちは、今頃自分の眼力の疎さを痛感しているだろう。政治家には、もう少し本質を見抜く目を養ってもらいたい。PCの前に座っていると、愚生宅に共生するチワワが朝のあいさつに来た。彼自身は、生まれてからすぐに愚生宅に来たため、違う種属だとは思っていない。愚生も素直な子供だと思っているから、お互いの齟齬はない。DNAまで遡って差異を調べても、おなじ動物だから大きな違いはないだろう。ただ、人間は自分が優れていると奢っているだけだ。棺桶に片足を入れる歳になると、つくづく真実が見えてくると思うようになった。

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