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2022年9月 3日 (土)

MLBが百家争鳴なのは結構なこと

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最近のテレビ放送を見ていると、「大谷かジャッジか? MVP争いを占う」と題した内容が多くなった。エンゼルス大谷翔平投手とヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手のア・リーグMVP争いを予想する番組だ。MLBの記事では「ジャッジが51本塁打に到達したが、大谷は今年もMVP候補にとどまっている」としている。エンゼルスのネビン監督代行は、昨年までヤ軍でコーチを務めていた。そのため、ジャッジとも親交が深いが、大谷のMVP押しとのこと。監督だから自軍選手である大谷君を贔屓にするのは当然だろう。理由は二刀流を高く評価して「攻撃に移るまで、マウンドにいる。このリーグで試合をする限り、価値があるのはショウヘイだ」との見解だ。一方、ヤンキースのブーン監督は「大谷は大きな本塁打で我々を傷つけた。彼の才能やこのスポーツでやっていることを尊敬する。やっていることを尊敬し、称賛するが、対戦相手としては評価したくない。特に、私たち打ち負かしている時はね」と二刀流を続ける大谷の偉業を認めるが、いくら何でも対戦相手を推すつもりはないのだろう。それより、大谷君の二発で二敗したことが余程苦々しいようだ。西地区の4位と5位のエンゼルスとアスレチックス戦だから、最低でも7戦で5勝2敗くらいの予定だったのだろう。それが、3勝4敗と負け越しだからイライラするのは分かる。エンゼルスとの試合での2敗は、すべて1点差での敗戦だった。野球もエンターテインメント事業だから、話題があって盛り上がらなければ困るのだろう。愚生にとっては、どうでもよいことなのだろうが、大谷翔平君を応援したくなるのはナショナリズムからだろうか。百家争鳴なのは結構だが、本人たちはそれほど気にかけてないかもしれない。いずれにせよ、MLB機構としてはジャッジも大谷君も話題提供者なので大切なピースなのだろう。昨日はエンゼルスの試合がなかった。大谷君の活躍に便乗して作品をアップしているユーチューバー達は、話題がなくて困ったことだろう。

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